「DANGAN EXPRESS」2025年総決算! アメトイ好き必見オモチャ「ULTIMATE TRANSFOMING BATMOBILE」からバンダイ「キューバイン」等々注目アイテムを一挙に振り返り!!
2025.12.312025年のオモチャシーンを振り返る
今年はなんといってもスピンマスターの「ULTIMATE TRANSFOMING BATMOBILE」を紹介できたことに尽きるだろう。マテルがハイエイジを意識したコレクターズアイテムを展開しているなか、オモチャの商品化権を獲得したスピンマスターは、オモチャとしてのバットマン系アイテムを展開し、近年では敬遠されがちなプレイセットにも果敢に取り組んでおり、アメトイ好きにとってはめちゃくちゃ頼もしい存在だ。アクションフィギュアブーム(いわゆるアメトイブームってヤツね)が沈静化して久しい昨今、そうした当時の息吹を感じさせてくれるのがたまらない。これからもスピンマスターから目が離せないところだったりする。ちなみに個人的なDC関連のアメトイの現状は、スピンマスターが王道のオモチャ路線を展開し、ちょっとマニアックな展開をマクファーレントイズが追いかけているという印象だったりする。ちなみにアメトイで一番スリリングなジャンルは「IMAGENEXT」などの知育系なのだが、このあたりもまたちゃんと紹介したいところであったり。
そして2025年の記事の中で個人的に思い出深いのが6月号で紹介したSEIKOの「アストロボイス」だったりする。オトナへのライセンスであった腕時計が80年代の液晶モジュールの低価格化の波に乗ってオモチャの世界にやって来たなか、時計メーカーが世に問うたガジェットとしてインパクトがあり、いつか紹介したいと思っていたものである。腕時計というジャンルはオモチャの世界へ生存領域を伸ばしながら、時計業界のほうでもオモチャの論理(IP取得)を取り込んだ「Spoon」などの流れが存在しており、このあたりもいつかはちゃんと紹介したいテーマその2だったり。
毎年、目が離すことができないのがノンマスコミキャラクターによるオモチャの数々。今年はバンダイの「キューバイン」が趣き深い。「カワイイ」と「カッコいい」とが同居する不思議な世界観はなかなかのインパクトで、吸盤というマテリアルの可能性を探求した姿勢は頼もしくもあったりする。
今年のオモチャ業界を改めて俯瞰してみると、「トミカ」「プラレール」といったシンプルゆえに奥が深いアイテムが堅調だったように思う。
2025年DANGAN アイテムリスト
2025年
3月号 ULTIMATE TRANSFORMING BATMOBILE(スピンマスター)
4月号 トイライズ DMB-01 ホワイトブロス(タカラトミー)
5月号 キューバイン(バンダイ)
6月号 アルバ アストロボイス(セイコー)
7月号 トイライズ ドラゴンカイザー(タカラトミー)
8月号 モンスモト(バンダイ)
9月号 TJBDX ユナイトポリスブレイバー パトロールカー&白バイ 合体セットほか(タカラトミー)
10月号 アニア ジュラシックワールド(タカラトミー)
11月号 おもちゃショーレポート
12月号 ちびっこバス タヨ 緊急出動センタープレイセット(バンダイ)
2026年
1月号 TJBDX エクシードジョブレイバー 警察消防救急 超越DXセット(タカラトミー)
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