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【マクロスゼロ】ハセガワの「VF-0S」からついにガウォーク形態がゴースト装備で登場! 丁寧な工作とディテールアップで全体的なグレードアップを目指す

2026.01.07

VF-0S フェニックス(ゴースト装備)【ハセガワ 1/72】●渡辺圭介 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)

渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」特撮

各所に手を加えて全体的にアップグレード

 ハセガワ「マクロス」シリーズではファイター形態、バトロイド形態がリリースされていた『マクロスゼロ』の主軸となる「VF-0」から、ついにガウォーク形態が発売となった。キットはファイター形態とバトロイド形態のパーツに新規金型パーツを組み合わせてガウォーク形態を構成。さらにゴーストを搭載した特攻突撃仕様でパッケージングされている。渡辺圭介によるキットレビュー作例では、ファイター形態、バトロイド形態ともにかなり以前のものなので、各所のすり合わせやディテールアップを行い、全体的にアップデートさせている。

渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」背面
▲翼下にランチャーポッドとミサイルポッド、胴体上部にゴーストとミサイルポッドを搭載した最終決戦装備とも呼べる特攻突撃仕様をガウォーク形態で再現。肩、インテーク&ヒザ関節、前脚カバー、胴体下面、ベクタードスラスター・ノズル内のメカモールドを新規金型パーツで再現している
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」付属フィギュア
▲コックピット内コンソール、パイロットフィギュアはデカール貼りと塗装まで済ませておき、本体完成後にシートとともに取り付けている
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」インテーク開
▲インテークは開いた状態のシャッターパーツを新規金型パーツで再現
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」胴体下
▲胴体下面は細かなメカモールドが造形されている
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中キャノピー
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中キャノピーガラス
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中キャノピーガラスマスキング
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中キャノピーガラスやすり後

▲キャノピーは機首側に仮止めして合わせをチェック。後ろ側に若干隙間があったので修正している。パーティングラインはウェーブのヤスリスティックで磨き、最終的にコンパウンドで仕上げた

渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中前脚カバー
▲前脚カバーは若干隙間があったので、プラ板を貼ってふさいでいる
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中エアブレーキ
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中エアブレーキ開口後

▲ゴーストを搭載するとほぼ見えなくなるが、エアブレーキはすべての穴を開口。0.5mmドリルで開口し、裏側から径の大きいドリルで開口することで縁が薄く見えるようにした

渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中胴体
▲胴体上面のラインをつなげるため、機首は胴体に先に接着しておく
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中航法灯
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中着陸灯
▲各航法灯はクリアーパーツのランナーを使用してクリアー化。着陸灯は内部にメッキテープを貼って光を反射するようにしている
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中ヒジ外装内側
▲ヒジ外装内側は見映えを重視して接続リブをカット
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」製作途中ランナーポッド
▲ランチャーポッドは上部が山なりになっているので、パイロンの接着面を谷状に削り込むことでフィットするようにしている。ランナーは塗装時の持ち手として使用。塗装後に切り離した
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」スタンドディスプレイ
▲キットはテールヘビーなので、付属のスタンドを使用したディスプレイが推奨されている。スタンド用アタッチメントも付属するので、ホバリング状態をイメージしたディスプレイが可能だ
渡辺圭介製作「VF-0Sフェニックスゴースト装備」あおり

 今回は『マクロスゼロ』のVF-0S ガウォーク形態です。既存のファイター形態、バトロイド形態のパーツに新規金型パーツをプラスした構成です。ゴースト付きなのでなかなかのボリュームです。
▶︎コックピット
 まず先にキャノピーの合わせを見ておきます。ゲートに注意しながら切り離し、胴体を使って合わせをチェックします。後ろ側に少し隙間ができたので、修正しました。キャノピーは閉じた状態にするので、バランスを見ながら前後を接着します。
▶︎機体
 機首下と頭部収納部あたりのパーツは左右で厚みが違っており、つなぎ目がズレていたので、削り込んで形状を整えます。主翼は接続軸に押し出しピン跡があるので、フラットに整形してスムーズに差し込めるようにしておきます。
▶︎
 前腕は合わせ目を丁寧に処理し、ハンドパーツは可動に支障をきたさないように各パーツを丁寧に処理します。各指は切り離せば独立可動させることもできます。
▶︎ゴースト
 インテーク内側に押し出しピン跡があるのでフラットに整形しておきましょう。胴体の窪んだところにあるランナーは慎重にカットします。ピトー管類も多いので、取り扱いには気を使いましょう。本体の垂直尾翼はしっかり固定したいので、ゴーストも使用して角度に注意しながら先に接着しておきます。先端部が若干欠けているので、プラ片でつなげました。
▶︎その他
 全体的にダボや湯溜まりが多く、シビアな位置のものもあるので、ランナーカットは2、3度に分けたほうがいいですね。
▶︎塗装
 基本的にはキット指定の配色です。各色に少し挿し色をして、明るさ等は調整しています。本体はやや暗めにサーフェイサーを吹き、それをランダムに残しつつ、軽めのグラデーションで仕上げました。
本体=グレーFS36622、グレーFS36118、ダークシーグレーBS381C/638
ゴースト=RLM66ブラックグレー、グレーFS36118
ベクターノズル他=メタリックカラー ガンメタル
 マーキングデカールは尾翼のスカルマークや脚の機番など、塗装用のために単独のものが収録されていますが、段差を考えると黒地があるほうが面がフラットに仕上がってよいかもしれません。エナメル塗料でスミ入れし、最後にツヤ消しを吹いて完成です。

ハセガワ 1/72スケール プラスチックキット VF-0S ガウォーク w/ゴースト“マクロスゼロ”使用

VF-0S フェニックス(ゴースト装備)

製作・文/渡辺圭介

VF-0S ガウォーク w/ゴースト“マクロスゼロ”
●発売元/ハセガワ●6380円、発売中●1/72、約28cm●プラキット※現在、店頭在庫のみ


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