【ガンプラ部門 金賞】スケール感を狂わせる緻密な工作と塗装センスに多くの審査審も絶賛の「000」【第28回全日本オラザク選手権】
2025.12.21[ガンプラ部門]金賞 月刊ホビージャパン2026年1月号(11月25日発売)
金賞
[ガンプラ部門]
000
RYU(鳥取県・47)
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“ハイグレードユニバーサルセンチュリー”PMX-000 メッサーラ使用
圧倒的な競争率を誇るガンプラ部門を制したのは、RYUさんの「000」。見る者のスケール感を狂わせるほど緻密な工作やデカールワークは圧巻! メッサーラというモチーフ自体のインパクトも相まって、厳しい目を持つ審査員も思わず手を止めて見入ってしまう人続出でした。
■工作技術、塗装センス、すべてが高次元でまとまっていて素晴らしいです(あに)
■細部のディテールがとにかく美しい! 工作の精度の高さにも見惚れます!(太田垣)
■気持ちのいい表面ディテールです(木村)
■スケール感がおかしくなりそうな超絶ディテール(木村学)
受賞コメント/RYU
まず初めに、数多の作品の中からこの「000」を選んでいただいた審査員、編集部の方々、いつもSNS等で製作を見てくださる方々、そばでいつも支えてくれてる方々に、深く感謝を申し上げます。
ガンプラ部門金賞をいただき身に余る光栄です。
作品のタイトルですが、ジュピトリスからの最初の機体、PMX-000。『機動戦士Zガンダム』の新たな物語の始まりとして「000」。それまで登場しなかったMS、MAとしての存在感を示すべくこのタイトルにしました。
製作にあたり、1985年のメカデザインと近年のメカデザインを意識し、まずはスタイリッシュさと異形さの両立を目指しました。
肩アーマーのミサイルポッド、腰部、背面大型バーニア周辺はプラ板で新造。
頭部、脚部、などはパテでラインの変更。
そして特に気を使ったのは、リアリティとスケール感を大事にしたスジ彫りによる細かなディテールの追加とディテールのバランスやサイズ感です。それにともないデカールワークもかなり時間をかけました。配色にしましても、あくまでもスタイリングとディテール、スケール感を際立たせるため、色数も少なめ、鮮やかというよりは少しくすんだ感じに。
自分の作品コンセプトを拾っていただき大変嬉しく思いました。
製作途中、たくさんの方々からコメント、励ましなどいただきました。本当にありがとうございます。まだまだ道半ばだと思ってさらに精進いたしますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。
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