シュトラール軍の巨大揚陸艇をMAX渡辺が激作! さらに横山宏が『Ma.K.』新製品を使用した作例を披露!!【Ma.K in SF3D】
2025.12.11シュトラール軍 装甲戦闘服搭載型戦闘偵察機 ホルニッセ
シュトラール軍 無人ホバー偵察機 シュトゥルムフォーゲル
シュトラール軍 無人偵察用二足歩行戦車 陸戦ガンス
製作/横山宏
■2026年発売される新製品のことばかり書くと鬼が笑うのだ

今回は好きなものを好きに作って持ち寄る特集なのです。ちょうどいいので2025年10月のホビーショーで展示した新製品を見てもらいましょう。どれも2026年の発売なので鬼が笑うという企画になりました。ホビーショーに行った人も行けなかった人も今回の月刊ホビージャパン誌面でたっぷり見てもらえます。
マックスファクトリー『Ma.K.』キット第2弾1/35ホルニッセは写真で見ると1/20と錯覚するほど精密でシャープな傑作キットにしてもらいました。ホビーショーの展示には間に合わなかった作例ですが今回は1982年初登場のインパクトにあわせた単色迷彩で仕上げてみました。ベースのデコパージュは木目が残るように青系のグレーで塗るのが自分のなかで流行っています。この色は裸のオネエサンフィギュアの肌色とも相性がいいんです。ということでそれに近いサンド系迷彩のホルニッセもいい感じで飾れました。折しも撮影日が2025年10月31日。ハロウィンのカボチャも貼っておきました。
一方、ウェーブの1/20シュトゥルムフォーゲルはニンジャ頭のオスカルにシュレックを装備した新型の強襲偵察機なので、旧タイプのノイヘッドに見せかけた擬態塗装をします。第二次大戦でイギリス戦車のファイアフライは長い17ポンド砲の先っぽを黒く塗って目立たなくして母体となったシャーマンに見せかけました。それと同じようにニンジャの突起部を黒く塗って旧タイプのオスカルに見せかけています。これまで頭部に貼っていた目玉のマークを本体に貼るとホバー部分が本体に見えてエイやヒラメのような平べったい魚のようなシルエットと思ってもらえますね。これまでの迷彩塗装をどう変えていくかを歴史にならって考えると新しい迷彩パターンが作りやすくなるというお話でした。
海洋堂1/35陸戦ガンスは新規部分の原型を伊原源造君に作ってもらい、1/35には見えないほどの精密な造形になりました。このガンスは胴体が回る構造になっているのがとても新鮮でしかも理にかなっていますね。マシーネンの原型を作ってくれているせど君、源造君、兼行さんはみんな古くからのファンなのでマシーネンの魂と言える部分までキットに反映して新しいアイデアもたくさん盛り込んでくれるから、わしの脳みそを代理して作ってくれる感じなんだよ。本当にいいものがたくさんできていくので本当に長生きはするもんだと実感しています。(横山宏)

マックスファクトリー 1/35スケール プラスチックキット
シュトラール軍 装甲戦闘服搭載型戦闘偵察機 ホルニッセ
製作・文/横山宏

ウェーブ 1/20スケール プラスチックキット
シュトラール軍 無人ホバー偵察機 シュトゥルムフォーゲル
製作・文/横山宏

海洋堂 1/35スケール プラスチックキット
シュトラール軍 無人偵察用二足歩行戦車 陸戦ガンス
製作・文/横山宏
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© Kow Yokoyama 2025




![横山宏製作「シュトラール軍 無人ホバー偵察機 シュトゥルムフォーゲル」の塗装のヒントになったウェーブ製1/20オスカル[リニアガン装備型]の塗装図](https://hjweb.jp/wp-content/uploads/2025/11/HJ_26_01_278-282_17-1024x636.jpg)













