注目のコトブキヤ新シリーズキット「ゴジラ(1989)」をレビュー! キットの素性を活かしてお手軽に仕上げる!
2025.11.03
ゴジラ(1989)【コトブキヤ】●木村学 月刊ホビージャパン2025年12月号(10月24日発売)
▲本体はMr.フィニッシングサーフェイサー1500 ブラックを全体に吹き付け、一度パーツを分解。目、口内は筆塗り、爪、背びれはエアブラシ塗装。本体は光が当たる部分をイメージして、エアブラシによるタイヤブラック塗装でほんのり明るさを足している。仕上げにMr. ウェザリングカラーグランドブラウンでウォッシングし、さらに立体感を強調している
注目のコトブキヤ新シリーズをお手軽週末モデリング!
平成VSシリーズ第1弾『ゴジラVSビオランテ』(1989)より、ゴジラ(1989)がコトブキヤの新シリーズ「極獣造形(きょくじゅうぞうけい)ABSOLUTE STRUCTURE」第1弾として発売!! 今月はキットの素性をしっかり確認いただけるよう、キットレビュー!さらに本誌(月刊ホビージャパン2025年12号)では、伊原源蔵氏(OZ MODELS)による筆塗りHow to企画「筆塗りトライブ」にてゴジラ(1989)の作例を掲載中!
本誌のご購入はこちら!→(https://db.hjweb.jp/book/60348/)
▲頭部は口開け、口閉じの2種の表情パーツを差し替えで用意。歯茎から別パーツとなっており口内の塗装も容易。目は別パーツとなっており、固定用のタグを切り飛ばせば、頭頂部を外すだけで目パーツの取り外しができる。瞳は筆塗りで仕上げたが、まずはシャープペンで当たりを描いてからエナメル塗料で塗り重ね、最後にクリアーでコートするとそれらしく仕上がる
▲背びれは別パーツで本体とは別々に塗装が可能。また、パーツにガイド用のナンバーが彫刻されており、ランナーから切り離しても配置場所に困ることはない。作例では本体の黒を塗ったあと、周囲は乳白色でエアブラシによるグラデーション塗装を施し仕上げている
▲爪も背びれと同じく乳白色。先端にいくにつれ白くなるようグラデーション塗装。根元はMr. ウェザリングカラーグランドブラウンでぼかしている
▲コトブキヤショップ限定特典の「スーパーX2」は成型色活かしの簡単フィニッシュ。バーニアノズルなどを筆塗りしたあと、ツヤ消しクリアーでコート、Mr.ウェザリングカラーグランドブラウンでウォッシング、同フィルタ・リキッド フェイスグリーンをスポンジチッピングの要領で面の中央に乗せている。パーツ差し替えで展開可能なファイアーミラー内部はカラースプレーのシルバーで塗っている
コトブキヤ ノンスケール プラスチックキット“極獣造形ABSOLUTE STRUCTURE”
ゴジラ(1989)
製作/木村学
ゴジラ(1989)
●発売元/コトブキヤ●9350円、発売中●約20㎝●プラキット●原型/ZO MODELS
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