初プラキット化「グッカー」をMAX渡辺&横山宏が早速製作! 『Ma.K.』新製品一挙紹介や作例を使用したフォトストーリーもお届け!!【Ma.K in SF3D】
2025.11.10Ma.K. in SF3D/グッカー【ウェーブ 1/20】●横山宏、MAX渡辺 月刊ホビージャパン2025年12月号(10月24日発売)
Ma.K. in SF3D Photo Story 「報告者を待て」
現地改修を施された第11降下猟兵団第2中隊のG4/R1型グッカー3機は砂漠地帯を抜けた傭兵軍補給基地への強行偵察を敢行していた。基地侵入者を迎撃すべく新型装甲スーツが護衛に就いたとの情報を受け、第2中隊の懲罰対象者であるバルト伍長ら3名がグッカーによる強行偵察を命じられたのだ。
「懲罰を食らうような俺らにはもってこいの任務ってわけか。生きて帰れたら儲けもんだな」
暗澹とした表情で嘆くバルト伍長に対し、ヘンケル兵長とハンス上等兵はそっけない返答をするしかなかった。高感度センサーや新型照準器が装備されたグッカーはグスタフの強化型ではあるが、傭兵軍の新型スーツの情報はほぼないに等しく、グッカーで太刀打ちできるかわからなかったからだ。
30分ほど経っただろうか。本部より通信が入った。目標地域上空を哨戒していた友軍のホルニッセが被弾し、飛行継続は可能だが電波障害により本部への通信が途中で切れたらしい。ホルニッセはグッカーの現在地を割り出してこちらに向かうので口頭での報告を待てとのことだった。バルト伍長らには歩行速度を落とさず粛々と目的地へ向かう以外、選択肢はなかった。
「やれやれ。ホルニッセが吉報を持ってくるか、そうじゃないかだ。攻撃を受けて被弾してる時点でどう考えても悪い予感しかしねえな…」
ヘンケル兵長がそうぼやき、愚痴を続けようとしたその時、ホルニッセはグッカーを発見し旋回して砂漠に着陸を試みた。

『Ma.K.』新製品一挙紹介!!
2025年10月18~19日に東京ビッグサイトで開催された「第63回全日本模型ホビーショー」で発表された『Ma.K.』の新製品を紹介! マックスファクトリーは1/35ホルニッセを発表。ウェーブはNINJAの高性能索敵シーカーが付いたオスカルの強行偵察機シュトゥルムフォーゲルやオウルなど1/20のアイテムを披露した。海洋堂は1/35陸戦ガンスを展示した。
ホルニッセ
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●価格未定、2026年予定●1/35●プラキット
\オススメブック!!/
© Kow Yokoyama 2025























