『アルカナディア』エルメダをパール風塗装で肌のツヤ感を強調!天使らしさ満点の美しい作例をご覧あれ
2025.11.20■7人目のディアーズ
こんにちは、アルカナディアの作例は今回で4体目、このたびエルメダを製作させていたしました。発表時からビジュアルはずっと気になっていたので、製作が叶い嬉しいです。すでに完成させた方もいらっしゃるでしょうが、完成までの様子をぜひご覧ください。
■組み立てについて
はじめに肌色パーツの合わせ目消し。胸部は前後の分割で左右脇の下に1本合わせ目があります。両腕、両太もも、こちらともに瞬着カラーパテ・フレッシュにて接着→ヤスリがけにて表面処理を行いました。次に腹部、スカートの可動部分の細いピン破損に気を付けます。D7、D11取り付け部分の分割線は段落ち処理を施して、角をヤスリがけにて軽く丸めています。
合わせ目消しが難しいなら無理に消そうとはせず、例えば衣装の縫い目に見立てたりすると、気楽に作業が進みます。今回は段落ち部分に影色を吹いて立ち上げ塗装を行い、見た目の情報量増加を狙いました。
腕と脚の塗膜クリアランス確保のための削り込みですが、見えなくなる内側は電動リューターにて一気に削り込みました。脚は両モード用に4本合わせ目処理を行うことになりますので、肌色部分のみ合わせ目を消すといった割り切りもアリです。
■塗装について
翼の色が同じルミティアの塗装手順にて、ホワイト部分は色を合わせます。それぞれの羽根は先端の影色を少し残す感じで1枚ずつ、上からエアブラシを使い、ホワイトを0.2mmで細吹きしていくのですが、きっちり1枚ずつを意識する必要はなく、多少影色が潰れても気にせずいきましょう。白くなりすぎた場合は再度影色をスポット吹きすれば再トライできます。ホワイトとゴールド部分はツヤあり、その他は半ツヤ仕上げ、顔は瞳部分のみツヤを残しています。
■エルメダ、エンゲージです
アニメ化発表もあり、ディアーズも人数が揃ってきましたね。次はラミア型のメルティーナでしょうか。今回も製作の機会をいただきありがとうございました。賑やかになってきたアルカナディア、皆さんもぜひ楽しんでください。

コトブキヤ ノンスケール プラスチックキット“アルカナディア”
エルメダ
製作・文/吉村晃範(JUNE ART PLANNING)
アルカナディア エルメダ
●発売元/コトブキヤ●8965円、発売中●約18.5cm●プラキット
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吉村晃範(JUNE ART PLANNING)
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