HOME記事キャラクターモデルOVA『DETONATORオーガン』より、ソリッドアーマー「オーガン」がついにMODEROID化! キットの素性を活かしつつパール塗装で魅せる! 原作者・柿沼秀樹氏のコメントも必見

OVA『DETONATORオーガン』より、ソリッドアーマー「オーガン」がついにMODEROID化! キットの素性を活かしつつパール塗装で魅せる! 原作者・柿沼秀樹氏のコメントも必見

2025.10.21

オーガン【グッドスマイルカンパニー】 月刊ホビージャパン2025年11月号(9月25日発売)

MODEROID オーガン
特撮

数十年の時を経て祝・プラキット化!
白き鎧の戦士をパールの耀きで魅せる

 原作・柿沼秀樹氏、監督・大張正己氏によるOVA『DETONATORオーガン』より、主役のソリッドアーマー「オーガン」が史上初のプラキット化を果たした。キットは理想的なスタイルで、ケレン味あふれるアクションが再現できる秀逸な関節機構、そして一部彩色済パーツによる色分けの完璧さと、非の打ち所がないクオリティ。その出来に舌を巻いた(笑)ベテラン・只野☆慶、キットにはほとんど手を入れずに塗装にこだわるかたちで製作。パール塗装でしっとりした輝きを加味してみた。

MODEROID オーガン
前
MODEROID オーガン
後ろ

▲デトネイター(突撃隊長)オーガンは、戦闘種族「イバリューダー」の中でズバ抜けた戦闘能力を持つソリッドアーマーで、これまで多くの星の殲滅に加担してきた。しかし、ある事件を契機にイバリューダーの存在に疑問を抱き、組織を脱走。月面で追手と相打ちになり死亡したかに見えたが、とっさに自身の「設計図」を地球へ送信していた。設計図を元に地球の科学力で再生されたオーガンは、地球人の真道トモルとリンクすることで力を取り戻し、イバリューダーの魔の手から地球を守るための戦いに身を投じていく

MODEROID オーガン
顔アップ
MODEROID オーガン
塗装サンプル

塗装サンプル

作例の外観はほぼキットのまま。淡い緑色の部分にXC06番トルマリングリーン、ホワイトの部分にXC08番ムーンストーンパールを吹き、うっすらと偏光するパール塗装で仕上げた

原作者:柿沼秀樹氏よりコメント着弾!

 オーガンは当時、幡池裕行氏のデザイン画を元に、アニメの設定資料は私が「紙に鉛筆」で描いていました。隔世の感があります。オーガンは1992年の作品発売以来、トイやガレージキット、『スーパーロボット大戦』など、いくつかのライセンス商品は発売されましたが、プラモデルとしては初商品化なので、たいへん楽しみにしていました。(柿沼)


MODEROID オーガン
ポージング1
MODEROID オーガン
P.E.C(ペクサー)キャノンの砲口が出現状態
▲額がスライドすると、P.E.C(ペクサー)キャノンの砲口が出現。キットは差し替えで展開を再現できる
MODEROID オーガン
オーガン・カッターが付属
▲初回のエイド戦およびラングとの戦いで使用した、袖口から飛び出すオーガン・カッター。キットには両手分の刃が付属する

オーガンひとくちメモ1/今回製品化されたオーガンは、地球の技術で復元された通称「レプリカタイプ」と呼ばれる姿。イバリューダーの一員だった頃の姿「アーキタイプ」は第1話などで見ることができる。アーキタイプもしっかりとした設定画が存在し、めちゃくちゃかっこいいのでキット化希望!

MODEROID オーガン
胸部装甲を開いた状態差分
MODEROID オーガン
胸部装甲を開いた状態差分 アップ

▲最終決戦で使用した大技・グランドクルスアタック。胸部装甲を開き、内部の重力ジェネレーターで重力レンズを形成。太陽光エネルギーを一点に集中させることで、地球を消し去る威力の反物質砲を相殺した。胸部装甲はヒンジ接続で自由に開閉可能

ⓒDARTS

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

只野☆慶(タダノケイ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2025年11月号

ご購入はこちら

20世紀「模型」少年雑記録

ご購入はこちら

大張正己画集 OBARISM

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー