2025 MotoGP™ 日本グランプリ フォトレポート
2025.10.06決勝:Moto2クラス
#71佐々木歩夢(Idrofoglia Racing GP)と國井勇輝(Idemitsu Honda TeamAsia)の2名の日本人ライダーが参戦するMoto2™クラス。ホールショットを奪ったのは予選2番手のダニエル・オルガド(CFMOTO Power Electronics Asper Team)。序盤の混戦をいちはやく抜けたオルガドは2周目にトップに立つと、2番手の#10ディエゴ・モレイラ(Italtrans Racing Team)を徐々に引き離していく。予選8番手の佐々木はスタートでポジションを大きく落として追い上げの展開に。
オルガドは単独でトップを快走。その後方では2番手のモレイラ、3番手の#14トニー・アルボリー(BLU CRU Pramac Yamaha Moto2)に#96ジェイク・ディクソンが肉薄。ペースの上がらないモレイラ、アルボリーノをかわして2番手に。
オルガドはその後も安定した走りで今季2勝目を飾った。2位にディクソン、3位モレイラ。佐々木は14位でポイントを獲得。國井は25番グリッドから18位まで追い上げている。
決勝:Moto3クラス
レース序盤は、予選5番手の#72古里太陽(Honda Team Asia)が2番手を走行し、#6山中琉聖(FRINSA-MT Helmets-MSI)もトップグループに食らいつく。だがレース中盤小雨が落ち始め、雨足が強くなったタイミングで2番手を走る古里が2コーナーで転倒してしまう。古里は再スタートを切るものの、5コーナーでサイドクラッシュし、レースをリタイヤした。
序盤にトップに上がったのは#64ダビド・ムニョス(Liqui Moly Dynavolt Intact GP)。途中の降雨でもペースをキープし、中盤以降もトップをキープして今季3勝目を挙げる。ポイントリーダーの#99ホセ・アントニオ・ルエダ(Red Bull KTM Ajo)が2位に入り、チャンピオンシップに王手をかけた。山中は6位でフィニッシュしている。