優雅で上品なスタイリングの「トヨタ ソアラ(Z20)後期型 3.0GT-リミテッド(1989)」ハセガワより完全新金型で登場! さらにスペシャルホビー「デ・ハビランド モスキート NF Mk.30」など注目のスケールモデル最新情報をお届け!
2025.10.12トヨタ ソアラ(Z20)後期型 3.0GT-リミテッド(1989)
「スーパーグランツーリスモ」2代目ソアラが登場
1986年1月にデビューした2代目ソアラ(Z20)。最先端の技術を集結した走行性能、優雅で上品なスタイリング、高級素材を使用したインテリアなどが人気を呼び大ヒットを記録した。キットは最上位グレードである3.0GT-リミテッドの後期型(1989)のエアサス仕様を完全新金型で再現。車高は通常の状態とローダウンカスタムを選択可能。ボディ側面、前後バンパーのプロテクションモールは実車同様クリアーパーツで成型されている。ボディパーツカラーはホワイト。ヘッドライト、テールライトの鏡面、フェンダーアーチモール、ドアノブはメッキパーツ。窓の塗り分けシール、またボーナスパーツとしてリアスポイラーパーツも付属する。
トヨタ ソアラ(Z20)後期型 3.0GT-リミテッド(1989)
●発売元/ハセガワ●3630円、11月1日予定●1/24●プラキット
イタレリカーモデル新作2種!
イベコ Sウェイ
イタレリから車両キット2種が登場。1キット目はイタリアの車両メーカー、イベコの最新大型トラック Sウェイ。イベコ(IVECO)はトリノに拠点を置く産業用車両メーカーで、トラックや建設用特殊車両などを製造している。Sウェイは前作ストラリスをフルモデルチェンジして2021年に登場した最新モデル。キットはエンジンもパーツ化されたフルディテール仕様で、キャビンは完成後も前方に可動、左右ドアは開閉選択式。クロームステッカーも付属する。デカールは2種を収録。
イベコ Sウェイ
●発売元/イタレリ、販売元/プラッツ●13200円、10月予定●1/24●プラキット
ランチア フルビア HF 1972 ラリー モンテカルロ ウィナー
もうひとつはランチア フルビア HFのラリー仕様。ランチアラリー史の始祖とも言える傑作車を完全新金型でキット化。ランチア・フルビアは1963年から76年まで生産された車両で、とくに1600HFモデルのラリーでの活躍が有名。キットは2ドアクーペのコンパクトなスタイルを実車そのままに再現しており、1972年のラリー モンテカルロ優勝車のデカールを用意。この初勝利が同社が後々ラリー界の覇権を握るきっかけとなった。エッチングパーツ、日本語対訳補足説明書も同梱。
ランチア フルビア HF 1972 ラリー モンテカルロ ウィナー
●発売元/イタレリ、販売元/プラッツ●9680円、10月予定●1/24●プラキット
デ・ハビランド モスキート NF Mk.30
スペシャルホビーからは完全新金型のモスキート!
このところコンスタントに珍キットをリリースするチェコのスペシャルホビーから、モスキートの夜戦型Mk.XXXが登場した。実機は基本的には2段過給器を装備したマーリン72エンジンを搭載して高度性能の向上を図り、機首にアメリカ製レーダーAI Mk.Xを搭載し、英国本土とヨーロッパでの夜間戦闘に投入された。基本的には爆撃型に準じるが、レーダー装備のため機首の形状が大きく変化したのが特徴だ。すでに原型となったMk.XVIは エアフィックスの隠れた傑作キットが存在するが、型式が異なるしやはりイギリス機ファンには嬉しい存在となるだろう。木製機のため少ないが、パネルラインはスジ彫りで表現され、要所要所にはリベットも打たれている。他型式への発展を考慮して機首は別パーツとされ、フラップもダウン状態の再現が可能だ。またプロペラと燃料タンクも2種が用意されている。さらにコクピットなどのディテールもこのスケールでは水準を超えており、デカールはイギリスやベルギーなど6機分が用意されている。生産数が少ないことを考慮し、早めに入手しておいたほうが無難だろう。なお同社では、同時にオリジナルであるMk. XVIもリリースしており、エアフィックスと作り比べるのも楽しかろう。
デ・ハビランド モスキート NF Mk.30
●発売元/スペシャルホビー、販売元/ビーバーコーポレーション●各7260円、発売中●1/72●プラキット