模型世界の革命『宇宙戦艦ヤマト』の歴史を辿る!ゼンマイ走行モデルやメカニックモデルなど懐かしのキットをピックアップ!
2025.10.02宇宙戦艦ヤマト プラモデルヒストリー 月刊ホビージャパン2025年11月号(9月25日発売)
宇宙戦艦ヤマト
プラモデルヒストリー
ヤマトなくして、ガンプラは存在しなかったかもしれない!? 模型の世界においても『宇宙戦艦ヤマト』は革命だった。オリジナルシリーズのプラモデルの歴史、その軌跡を辿ってみよう。
(構成・文/島田康治[TARKUS])
ヤマトのカタチを追い求める挑戦──
マスコミシリーズNo.113 宇宙戦艦ヤマト
発売:1974年12月
銀河モデル 宇宙戦艦ヤマト
発売:1978年3月
宇宙戦艦ヤマト
発売:1978年7月
ヤマトプラモデルの誕生
まだまだ模型が子ども向けの「玩具」の延長だった70年代、プラモデルは「動く」ことが重視されていた。バンダイ模型(現在のBANDAI SPIRITS ホビーディビジョン)が放送当時に発売したヤマトは、当初は数あるプラモのひとつに過ぎなかった。だが、1977年の劇場版に合わせた再販が即完売となったことで、商品化企画が再始動を果たす。翌1978年にはユーザーの声を取り入れ金型を改修、ミサイルを削除、第三艦橋を新造したカッパー塗装の「銀河モデル」が登場。『さらば』公開を控えた7月には、設定通りの成型色と艦底部を赤く塗装した「テレサ・パネル」付きにリニューアル。ここにディスプレイモデルとしてのヤマトプラモは完成を見るのだった。
1/1000 SCALE MODEL 宇宙戦艦ヤマト FINAL YAMATO
発売:1983年3月
宇宙戦艦ヤマト デフォルメ・ディスプレイ・モデル
発売:1977年11月
宇宙戦艦ヤマト 1/700 メカニック・モデル
発売:1978年10月
宇宙戦艦ヤマト 1/700ニュー・メカニック・モデル
キャラクタープラモデルの探究
はたして、どのような商品がヤマトというキャラクターにふさわしいのか!? まず作られた「デフォルメ・ディスプレイ・モデル」(後に「イメージ・モデル」に改名)は、ヤマトの前方パースの迫力に注目し、それを立体にて再現した極めて野心的なプラモデルだった。続く「メカニック・モデル」は、ヤマトの内部メカに注目。艦船模型の定番ウォーターラインに揃えた「1/700」というスケール表記もキャラクターものとしては革命的だった。1980年には内部パーツを省略した通常モデルも登場している。
宇宙戦艦ヤマト 1/500スケール コズミックモデル
発売:1978年11月
1/700 SCALE MODEL 宇宙戦艦ヤマト
発売:1980年8月
1/700 スケールプラモデル 宇宙戦艦ヤマト[放映50周年 庵野秀明プロデュース版]
ヤマトプラモの軌跡をもっとみたい方は
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©東北新社/著作総監修 西﨑彰司 ©2009 ヤマトスタジオ/「宇宙戦艦ヤマト 復活編」製作委員会











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