名称の由来は?今後の生産数は?2026年度に本格稼働となるバンダイホビーセンターの新工場「BHC PDII」と体験施設の「PDII MUSEUM」を潜入レポート!
2025.10.01バンダイホビーセンター新工場を見学! 月刊ホビージャパン2025年11月号(9月25日発売)
バンダイホビーセンター新工場を見学!
7月24日、安定的な生産体制を確保することを目的としたBANDAI SPIRITSの新拠点「バンダイホビーセンター プラモデザインインダストリアルインスティチュート」(略称:BHC PDII/読み:バンダイホビーセンター ピーディーツー)が稼働を開始しました。今回はメディア内覧会に潜入し、その内部をレポートします!
取材・文/ホビージャパン編集部
もっと知りたい!Q&A
当日の記者会見や、インタビューの内容を一部ご紹介します!
Q.新工場の稼働で生産数はどの程度増えるのですか?
A.2026年度に本格稼働を迎える段階で、全体の生産量は2023年度比で約35%の増産が可能になる見込みです。多色成型機10台、単色成型機84台を順次稼働予定です。
Q.なぜINSTITUTE(研究所)という名称なんですか?
A.新工場では従来の工程別生産をやめ、機械搬送や検品などを機能別に再編し、従業員がそれぞれの得意を活かせる環境づくりに挑戦しました。今後はここでの事例や経験を横展開し、生産量や品質をさらに高めていく計画です。そうした役割を担う拠点として「INSTITUTE」と名付けています。
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