HOME記事ガンダム名称の由来は?今後の生産数は?2026年度に本格稼働となるバンダイホビーセンターの新工場「BHC PDII」と体験施設の「PDII MUSEUM」を潜入レポート!

名称の由来は?今後の生産数は?2026年度に本格稼働となるバンダイホビーセンターの新工場「BHC PDII」と体験施設の「PDII MUSEUM」を潜入レポート!

2025.10.01

バンダイホビーセンター新工場を見学! 月刊ホビージャパン2025年11月号(9月25日発売)

バンダイホビーセンター新工場を見学!

バンダイホビーセンター新工場を見学!

 7月24日、安定的な生産体制を確保することを目的としたBANDAI SPIRITSの新拠点「バンダイホビーセンター プラモデザインインダストリアルインスティチュート」(略称:BHC PDII/読み:バンダイホビーセンター ピーディーツー)が稼働を開始しました。今回はメディア内覧会に潜入し、その内部をレポートします!

取材・文/ホビージャパン編集部


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▲成型機がずらっと並ぶ工場内部。多色成型機を含む最新設備により、フル稼働時には1日に約4000枚以上のランナーを1台で成型可能だ
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▲成型後のランナーは自動で箱に収納され、そのまま後ろのコンベアーに送られる。自動化と人の作業を最適に分担した生産体制が導入され、生産効率の向上を図っている
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▲コンベアーの先で待つのは、モノレールのような天井を這う輸送台車。成形されたランナーを次の工程へ自動で搬送する。併設の「PDIIミュージアム」の窓からも一部の搬送工程が見学できるぞ

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▲輸送コンテナに積まれたランナーは自動倉庫に蓄えられる。すべてシステムで一元管理されており、必要に応じて自動的に出庫可能な仕組みとなっている

もっと知りたい!Q&A

 当日の記者会見や、インタビューの内容を一部ご紹介します!

Q.新工場の稼働で生産数はどの程度増えるのですか?

A.2026年度に本格稼働を迎える段階で、全体の生産量は2023年度比で約35%の増産が可能になる見込みです。多色成型機10台、単色成型機84台を順次稼働予定です。

Q.なぜINSTITUTE(研究所)という名称なんですか?

A.新工場では従来の工程別生産をやめ、機械搬送や検品などを機能別に再編し、従業員がそれぞれの得意を活かせる環境づくりに挑戦しました。今後はここでの事例や経験を横展開し、生産量や品質をさらに高めていく計画です。そうした役割を担う拠点として「INSTITUTE」と名付けています。

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Ⓒ 創通・サンライズ

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