HOME記事ガールズプラモ「PUNI☆MOFU」3号機オオカミ娘「ラン」をプチカスタマイズ!武器と尻尾をプラスして可愛さアップ!!【メガミデバイス】

「PUNI☆MOFU」3号機オオカミ娘「ラン」をプチカスタマイズ!武器と尻尾をプラスして可愛さアップ!!【メガミデバイス】

2025.09.17

PUNI☆MOFU ラン【コトブキヤ 1/1】●ニル・エット 月刊ホビージャパン2025年10月号(8月25日発売)

ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」トビラ画像

待望のPUNI☆MOFU3号機参上☆追加パーツでプチカスタマイズ

 コトブキヤのメガミデバイス最新アイテムは、BLADE氏デザインのPUNI☆MOFUシリーズ3号機/4号機であるランとシャオ。今回は先に発売されたランの作例をお届けしよう。キットは基デザインの可愛らしいイメージを再現しているのに加えて、先行しているマオ/トゥよりも大きな素体のBlock2-Mを採用。武装もボリュームが増しており、先の2人と比べてお姉さん的なキャラ付けがされている。ニル・エットによる作例は武器と尻尾の追加パーツをプラス。手軽ながらランの魅力をより引き立てるカスタマイズを加えて製作している。

ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」
▲キットは武装のベース部分をマオ/トゥと共通にしつつ素体にBlock2-Mを採用。大きな2丁拳銃もあり、全体的にボリュームアップしている。さらに股関節パーツは完全新規でより構造が洗練されており、そこも注目点となっている
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」背面
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」コスモード
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」素体モード

▲コスモード(左)と素体モード(右)。股関節部はパーツ数が減ったにもかかわらず可動範囲は広いままというのが驚き。脚の組み替え時に分解しがちだった点も解消されている

ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」髪パーツ製作途中
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」髪パーツ製作途中2

▲後頭部から左右にハネている髪(赤枠の箇所)は前から合わせ目が見えてしまうため、しっかり接着して整形した。また組み上げた状態で全体をヤスリでならし、一体感も出している

ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」フェイスパーツ製作途中
▲フェイスは同時発売のアイデカールを使用して5種製作。デカールは治具を活用してキッチリ正確に貼っている
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」顔アップ
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」ガトリング砲構え
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」ポージング例
▲武器はガトリング2丁拳銃「ハウリングPM5」。グリップが3mm軸で可動し、ガトリング部を着脱できる。マオ/トゥ同様に武装腕の手に直接取り付けたり、杖やジョイントパーツで組み替えることが可能
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」追加装備レーザー砲銃身製作途中
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」追加装備尻尾製作途中
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」追加装備
▲BUSTER DOLLのパーツでレーザー砲銃身、ツクヨミの髪で尻尾を追加。どちらもチョイ足しカスタムではあるが、ランのイメージがより強調されている
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」ポージング例1
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」ポージング例2
ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」ポージング例3

■待望のM素体、“PUNI☆MOFU”登場
 こんにちは、ニル・エットです。今回はメガミデバイスの人気シリーズ「PUNI☆MOFU」より、待望の最新キット、狼型の“ラン”を製作させていただきました。ランはこれまでのマオ/トゥと比べてサイズアップした「Block2-M」素体を採用しており、組み立て時は大きな違いを感じませんでしたが、S素体の2人と並べてみるとしっかりとサイズ感に違いがあり、存在感が増した印象です。
 中でも注目なのは新規造形になった太モモパーツです。3パーツ構成により美しいシルエットを保ちながらも新たに採用された関節の引き出し機構によってポージングの自由度も大きく向上。組みやすく、かつ見栄えのする設計になっており、コトブキヤさんの技術の進化には毎回驚かされます。
■獲物を狙うオオカミ娘
 ランの2丁拳銃「ハウリングPM5」は、ガトリング構造により広範囲をカバーできる設計で、アクションポーズとの相性も抜群です。今回はさらにオリジナル要素として、遠距離からの狙撃を想定した高出力レーザー砲を追加装備。BUSTER DOLLのパーツを組み合わせ、状況に応じて武装を切り替える“獲物を狙う狩人”というコンセプトで仕上げました。
 そしてもう1つのこだわりポイントが、ふさふさの尻尾です。ツクヨミ レガリアの髪パーツの取り付け位置を加工し可動軸を調整。狼っぽさと可愛さを同時に引き立てています。
■仕上げの工夫
 工作面では、髪パーツの合わせ目処理に注力しました。裏髪の合わせ目は目立ちやすいため、接着してから丁寧にヤスリがけを行い、表面を滑らかに整えています。また頭部全体を組み上げた後に、表面をならし一体感のある造形に仕上げることで、完成度がぐっと高まります。
 アイデカールの貼り付けには、ワンダーウェイの「デカール作業台」を活用することで、左右の目線バランスを正確に調整しています。
■小さなボディに、技術と魅力を凝縮
 今回、初めてPUNI☆MOFUシリーズのキットを製作しましたが、そのコンパクトなボディの中に、可愛らしさ・セクシーさ・そして可動ギミックの進化が凝縮されており、作っていて楽しいキットでした。まだPUNI☆MOFUシリーズに触れたことがない方も、ぜひランを手に取って、その完成度と遊びごたえを体感してみてください。

ニル・エット製作「PUNI-☆-MOFUラン」

コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット“メガミデバイス”

PUNI☆MOFU ラン

製作・文/ニル・エット

PUNI☆MOFU ラン
●発売元/コトブキヤ●6930円、発売中●1/1、約16cm●プラキット


\この記事が気に入った方はこちらもチェック!!/

 フィギュア化決定 

“2/1スケール”「PUNI☆MOFU マオ」、「PUNI☆MOFU トゥ」がフィギュア化決定!メガミデバイスフィギュアの魅力をお届け!【メガミデバイス クリエイターズLABO】

 『メガミデバイス』に携わるクリエイターたちが自由にメガミをデザイン化し、コメントとともにデザインの内容を語っていただく本コーナー。リレー形式で毎回異なるクリエイターが[…]

 ウサメガミ 

「PUNI☆MOFU」第2弾☆ ウサメガミな「トゥ」をアヤしカワいく BLADEのイラストタッチ風に塗り上げる!!【メガミデバイス】

プニプニ☆ウサメガミを ちょっぴりアヤしカワいく塗り上げる メガミデバイス最新アイテムのPUNI☆MOFUトゥ。先に発売されたマオ同様に新素体のBlock2-Sを使用し、組みやすさや[…]

\オススメブック!!/

「メガミデバイス モデリングライブラリ」表紙

メガミデバイス モデリングライブラリ

●発行元/ホビージャパン●2970円、発売中

詳細はこちら

© KOTOBUKIYA ©Masaki Apsy ©Toriwo Toriyama

この記事が気に入ったらシェアしてください!

ニル・エット

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2025年10月号

ご購入はこちら

メガミデバイス モデリングライブラリ

ご購入はこちら

ガールズプラモスタイル#07

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー