“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会フォトレポート
2025.08.1655チームが参戦する“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会(鈴鹿8耐)が8月1日から3日間のスケジュールで開催された。6年ぶりにファクトリー体制で参戦するYAMAHAや世界耐久選手権シリーズの実力派チーム、さらにはドゥカティで国内ロードレースシーンを席捲するTeam KAGAYAMAや、今年からBMWで参戦するAutoRace UBEといった強豪が、4連覇をもくろむHonda HRCに挑む。
8月1日(金)公式予選
いよいよ8耐がスタート。酷暑の中で行われた予選で、強豪チームが好タイムを次々と記録
3日間の日程で開催される鈴鹿8耐。初日となるこの1日はフリープラクティスと予選セッションが行われた。正午ちょうど、ライダーブルーによる1回目の予選がスタート。
このセッションで速さを見せたのは、フリープラクティスで2分4秒台を記録していた#76AutoRace UBE Racing Team(BMW)の浦本修充で、2’05.367のタイムを記録する。2番手は#21YAMAHA RACING TEAMの中須賀克行で、3番手は8耐最多勝ライダーの#30Honda HRCの高橋巧。ライダー・イエローの1回目は、モトGPライダーのヨハン・ザルコ(Honda HRC)が浦本のタイムを更新してトップに。2番手は浦本のチームメイトのロリス・バズが続く。ライダー・レッドのトップタイムはモトGPのモト3クラスに参戦中の#17Astemo Pro Honda SI Racingの山中琉聖。
予選2回目、ライダーブルーのトップはまたも浦本で、タイムは全体トップとなる2’04.796。2番手にHRCの高橋。ライダー・イエローの2回目ではザルコも4秒台に入れるが、浦本には及ばなかった。
予選総合トップはHRC。2位にAutoRace UBE、そして3位YAMAHAと続く。4位にYOSHIMURA SERT MOTUL(SUZUKI)、5位YART-YAMAHA、6位Astemo Honda、7位#3(SDG-DUCATI Team KAGAYAMA)、8位SDG Team HARC-PRO.Honda、9位#37BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM)、10位#40TeamATJ with docomo Business(HONDA)。この10チームが翌日のトップ10トライアルに進出する。改造範囲が制限されるSSTクラスのトップは#25Team Étoile(BMW)で、総合20位。2位は#41Kaedear-Dafy-Rac41-Hondaで総合21位。3番手は#44Honda No Limitsという結果となった。