賀喜遥香×筒井あやめ×尾本侑樹奈のプラモデル部座談会! プラモ作りで挑戦したいことは?『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』
2025.08.14『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』キャストインタビュー
●乃木坂46・賀喜遥香
●乃木坂46・筒井あやめ
●LINKL PLANET・尾本侑樹奈
テレ東系で放送中のドラマ『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』。現在第6話までが放送され、プラモ部の活動もお馴染みになってきました。ルカルカコンビは高校3年生、次回からは進路の話も出て話が大きく動いていきそう。今回はそんなルカルカコンビをダブル主演で演じる乃木坂46の賀喜遥香さん、筒井あやめさんにプラモデル部の副顧問・ナツ役として出演するLINKL PLANETの尾本侑樹奈さんを加え、3人にこれまでの撮影エピソードやドラマの魅力を伺った座談会インタビューをお届けします!
取材・ホビージャパン編集部
文・赤谷頼太
ヘアメイク・佐々木愛(Lapin)
スタイリスト・中村絢
撮影・スタジオR
“初めて組んだ日”を思い出すヒューマンドラマ
『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』
プラモで紡いだ青春の現場をキャスト3人が語る
──改めて、このドラマの見どころは?
賀喜●青春とプラモデルを掛け合わせたドラマってそもそもあんまりないので、どこを切り取っても新鮮に楽しんでいただけると思います。なかでも、プラモデルを通じて生まれる絆や人間関係に注目してほしいです。撮影していてもすごく楽しかったので!
筒井●私はプラモデルに触れるのが初めてだったんですけど、撮影を通してその楽しさに気づくことができました。もちろんプラモデルの魅力だけじゃなくて、青春や友情、いろんな要素が詰まっているドラマなので、プラモデル初心者の方でも楽しんでいただけると思います。
尾本●本作ではさまざまな形の“青春”が描かれています。友情だったり、恋……? だったり(笑)。そのうえで、毎回登場するプラモデルが物語とちゃんとつながっていて、「こういう話だからこのプラモデルなんだ」って納得できる構成になっているんです。次回予告で次のプラモデルが分かるので、「次は何がどう関わってくるんだろう?」と予想しながら観るのも楽しいと思います。
──お互いの印象や演技で感じたことは?
賀喜●あやめん(筒井)は普段の話し方とセトルカとしてのお芝居が自然につながっていて、すごく合わせやすかったです。「こういうセトルカにしよう」って意識して作っているのが伝わってきたので、受ける側としてもやりやすかったです。
筒井●ナツさんは副顧問としてプラモ部を見守る立場なんですが、尾本さん自身も現場で私たちを明るく支えてくれて、安心してお芝居ができました。
尾本●かっきー(賀喜)は、いい意味ですごく“高校生感”があって(笑)。タカルカの感情がくるくる変わる様子を楽しそうに演じていて、見ていてキュンとする瞬間がたくさんありました。個人的に、ちょっとオタク心をくすぐられたというか……ナツとしても見守りながら現場でずっとニヤニヤしてました(笑)。
──印象に残っているプラモデルはありますか?
筒井●2話の1/12ホンダ Z50J-1 モンキー‘78が印象的でした。セトルカが一目惚れして作るプラモデルなので、ウキウキした感じを表現するのが新鮮で楽しかったです。ただ、パーツが小さかったりピンセットでつかみながら接着剤を使ったり、結構難しかったです。
尾本●細かい作業も多かったのに、あやめちゃんは器用にスッと組み立てていて驚きました。経験者の私から見ても本当に上手だったので、ぜひ注目して観てほしいです。
賀喜●私はやっぱり1話の量産型ザクですね。過去に弟と一緒に作ったことがあったんですが、今回は“脱・量産型”というテーマのシナリオで、ピンクに塗ったり、目にラインストーンを貼り付けたりしたのが個人的にすごく新鮮でした。今までは素組みで「かっこいい! 終わり!」って感じで、出来上がったものに対してさらに個性を付けるっていう概念があまりなかったんです。でも実際私がラインストーンを目のところにつけてみたとき、「こういうこともできるのか! プラモデルってすごく自由なんだな!」ってことを学びました。
尾本●私は3話に登場する龍神丸が印象的でした。実はスピンオフの撮影で、自分でも組み立ててミキシングしてみたんですが、足や腕などの一部だけパーツを交換するだけでも表情が変わるのが面白くて。今後は他の作品のプラモデルでも、ミキシングをもっと楽しんでいきたいです。
──これからプラモ関係でやってみたいことはありますか?
賀喜●過去にそれなりにプラモデルを作ってきましたけど、実は塗装をあまりしたことが無かったので、やってみたいなって思っています。
尾本●沼だよ。沼の入り口だよそこは!
一同●(笑)
賀喜●今すごいツヤ消しをやってみたくて。あとなんでしたっけ? アイシャドウみたいなやつ。
尾本●ウェザリング! タミヤのウェザリングマスター!
賀喜●そうそう! ウェザリングマスターの存在も知ったので使ってみたいなって思いました。何となくガンダムとかエヴァとか作りたいものは作ったけど、塗装を始めたらもう一周違う楽しみ方ができるかもしれない、と思って。今、プラモデルいっぱい作りたいなって思ってます!
尾本●嬉しい~(笑)!
一同●(笑)
──与田(祐希・『量産型リコ』シリーズ小向璃子役)さんは過去のインタビューの中で“座長”としての立場が少し大変だったとありましたが、意識したことはありましたか?
筒井●最初は緊張していましたが、現場の皆さんが温かく迎えてくださって。座長というより、みんなで一緒に作りあげたという感覚の方が強かったです。
賀喜●本当にそう。助けられてばっかりでした。
尾本●いやいや! かっきーとあやめちゃんが毎日忙しい中でも疲れた様子を見せずに撮影に臨んでくれたのもあって、私たちも自然と頑張ろうと思えた気がします。ふたりの存在はすごく大きかったですよ。
──アイドル同士、刺激を受けたところはありますか?
尾本●ちょうど撮影の期間中に「明日、味の素スタジアムでライブなんです~」って言ってて、かっこよ!それって思って(笑)。私たちも言ってみたいって思いました。おふたりのファンとしても応援したいなと思っていますし、身近にいたからこそ、より憧れや尊敬の気持ちが高まったので、私たちも頑張ろうと強く思いました。
筒井●尾本さんは、撮影後にアイドルモードに切り替わった瞬間がすごく印象的で。衣装や髪型もばっちり決まっていて、「すごい!かわいい!」ってなりました(笑)。
賀喜●わかる! いつもナツさんの姿で「おはよう!」って言ってくださるんですけど、ある日撮影が終わった後に気がついたら激カワアイドルが現場にいて(笑)。衣装着てポニーテールにして「今から仕事行ってくるね!」って言ってる姿を見て「やばっ!かわいい!」ってなりました。
──最後に、本誌の読者のみなさんに向けて、ドラマのどんなところを楽しんでいただきたいですか?
尾本●ルカルカのふたりは、プラモデルをまったく知らないところからスタートして、よもさん(岡田義徳さん)に教わりながら少しずつ成長していきます。その過程は、プラモデルを昔から楽しんできた方ならきっと共感してもらえると思います。
賀喜●私も、父から教わって初めてプラモデルを作りました。プラモデルの楽しさに出会わせてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
──作品を通して、誰かを見守るような感覚で楽しめそうですね。
尾本●そうですね。ふたりが少しずつ変わっていく姿はきっと響くと思いますし、「ああ、ここまで来たんだな」と思ってもらえる瞬間があるとうれしいです。
HG 1/144量産型ルカ専用ザク
ギブバース!
『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』はテレ東系で毎週木曜深夜24:30~放送中!
『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』は毎週木曜テレ東系にて放送中です。次回第7話、進路と向き合い始めるルカルカコンビ! もちろん出てくるプラモデルにも注目です!
木ドラ24『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』
[放送]テレ東系で毎週木曜深夜24:30~25:00、BSテレ東で毎週曜水曜24:00~24:30
[配信]各話放送終了後から映像配信サービス「Lemino」にて第一話から最新話まで独占見放題配信、広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer・Lemino)にて見逃し配信
[キャスト]賀喜遥香(乃木坂46)●筒井あやめ(乃木坂46)●山崎竜太郎●小林桃子●尾本侑樹奈(LINKL PLANET)●岡田義徳 ほか
[スタッフ]脚本:畑中翔太、首藤凜●監督:首藤凜、林隆行、井口昇、井樫彩、福田芽衣●プロデューサー:漆間宏⼀、涌⽥秀幸、岩上貴則
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©「量産型ルカ」製作委員会