【注目のスケールモデル最新情報】楽プラ スナップカーに「CE9A ランサーGSRエボリューションIII 1995」と「R35 NISSAN GT-R NISMO 2017」の2車類が登場!アカデミー「K21歩兵戦闘車」などをお届け!
2025.07.021/24の楽プラシリーズ新作!
CE9A ランサーGSRエボリューションIII 1995 ダンデライオンイエロー、スコーティアホワイト、クイーンズシルバー/R35 NISSAN GT-R NISMO 2017 メテオフレークブラックパール、ブリリアントホワイトパール
アオシマの新シリーズ1/24スケールの「楽プラ スナップカー」に新作が登場。CE9A ランサーGSRエボリューションIIIとR35 NISSAN GT-R NISMO 2017の2車種だ。スナップキット、塗装不要という1/32楽プラの特性はそのままに、通常のカーモデルの縮尺である1/24にスケールアップし、より迫力のモデルを手軽に楽しむことができるようになった。パーツ数が抑えられているのも1/32同様で初心者には嬉しい配慮だろう。またシールだけでなくデカールも付属しており、よりリアルな仕上りを望むモデラーも納得できる内容。さくっと手軽に作るのもヨシ、本格的に塗装して製作するもヨシなおすすめカーモデル新シリーズ。
CE9A ランサーGSRエボリューションIII 1995 ダンデライオンイエロー、スコーティアホワイト、クイーンズシルバー
●発売元/青島文化教材社●各3960円、10月予定●1/24●プラキット
R35 NISSAN GT-R NISMO 2017 メテオフレークブラックパール、ブリリアントホワイトパール
●発売元/青島文化教材社●各3960円、10月予定●1/24●プラキット
韓国陸軍の歩兵戦車
K21歩兵戦闘車
M113APC輸送車をベースに歩兵戦闘車化した’KIFV’の旧式化に伴い、韓国陸軍は1999年から新型歩兵戦闘車の開発に着手し、2009年には生産が開始された。さらにオーストラリア陸軍も導入を進めている。
基本的には近来の歩兵戦闘車に準じるが、搭乗可能な歩兵は8人とわずかではあるが西側の同級車を上回り、武装は40mm機関砲と各国の歩兵戦闘車を凌駕している。さらに車体前面と側面には複合装甲を装着して、防御力の向上が図られたのも特徴である。また生産当初は未装備だが、事後装備の形でイスラエルの対戦車ミサイル スパイクを母体にした国産対戦車ミサイルAT1を、砲塔左側に装備する計画だ。今回アカデミーがキット化したK21の詳細は明らかではないが、インテリアは省略され、履帯は樹脂製の一体式が採用されている。また各ハッチは開閉選択式で、ペリスコープは現在一般化した透明パーツではなく、着色シールで再現している。
K21歩兵戦闘車
●発売元/アカデミー、販売元/インターアライド●5280円、8月予定●1/35●プラキット
ホルテンの大陸横断全翼爆撃機
ドイツ軍 超大型超長距離戦術爆撃機 ホルテンHO.18A
そのアイテムから中国のメーカーかと思われそうだが、ロケットモデルズは静岡に居を構える国内メーカーで、ドイツの計画戦車を中心にキット化しており、さらに全翼機もお好きなようで1/48でホルテン18と、A-12アベンジャー2をキット化している。ホルテン18はドイツからアメリカを爆撃し帰還する長距離爆撃機として計画されたが、アメリカが時期を同じくして計画したB-36が戦後ではあるが 実戦化されたのとは異なり、敗戦のため 実らずに終わった。もっとも、戦争が続いていたとしても完成する見込みは低かったと考えるのが妥当だろう。今回リリースされるキットは、前作のCADデータをベースに設計されたものと思われる。キットの詳細は明らかではないが、このスケールで全幅55cmとかなりのサイズとなり、インテークからのダクトやJumo004エンジン、そして排気口がパーツ化されている。エルロンとフラップは別パーツで、メーカーのアナウンスによればコクピットや爆弾倉も詳細に再現しているとのこと。このため扉は開閉が選択できる。これは脚も同様だ。また兵装はBv246が4発、Hs293が18発、そしてルールシュタールが44発と充実するうえ、デカールにはカルトグラフ製をおごっており、さらにエッチングパーツも用意されている。机上の空論に終わったこのホルテン18を、その発展型とも言えるB- 2爆撃機と並べるのも一興だろう。
ドイツ軍 超大型超長距離戦術爆撃機 ホルテンHO.18A
●発売元/ロケットモデルズ、販売元/プラッツ●9680円、発売中●1/72●プラキット