『量産型ルカ』賀喜遥香&筒井あやめインタビュー! プラモ好き&プラモ初心者の2人がプラモドラマの新作にエントリー!!
2025.06.28――『量産型ルカ』は賀喜さん演じる「タカルカ」と筒井さん演じる「セトルカ」という対照的な性格のふたり(通称ルカルカ)が物語の中心となりますが、普段のおふたりはどのような関係なのでしょうか?
賀喜●ドラマと近いっちゃ近いかな?
筒井●うん。
賀喜●私達って性格が真逆なんです。あやめんはけっこうアウトドアだけど私はめちゃくちゃインドアだし、好きなものも全然違う。けど乃木坂の同期として7年間一緒にいて、通じ合える同志みたいな関係だと思っていて。ルカルカも性格が真反対だけどずっと一緒にいるふたりなので、その感じがすごく似ているなあと思いました。
筒井●かっきーが演じているタカルカの、ちょっと言葉遣いが荒かったり男勝りなところって普段のかっきーには無いので、それがすごく新鮮で楽しく見ています。それと、私が演じるセトルカはタカルカのことをヒーローだと思っているところがあるんですが、私も乃木坂で活動している中でかっきーにヒーローっぽさを感じたり、頼りにしているので、そういうところがリンクしていると思います。
――役を演じる際に意識していることは?
賀喜●タカルカは同級生の渉くん(演:山崎竜太郎)とずっと言い合いばっかりしているんですけど、私自身は普段人とケンカすることなんて全然ないんです。演技について「家族とか弟に接するみたいな感じでお願いしたいです」とアドバイスをいただいたのですが、弟とも言い合いになることってないので、作り込まない方がいいのかなと思いつつ、「もし弟とケンカするとしたらどんな感じなんだろう」と想像して役作りをしました。弟のほうは結構私に暴言を吐いたりしてくるので(笑)、それに言い返すとしたら? と考えたりしていました。
筒井●セトルカちゃんは柔らかい印象なので、柔らかい雰囲気を出したいなあと思っていました。喋り方もゆったりというか、のほほんとしている感じで。ただ、普段の私も「ふわふわしてるね」とかよく言われるので、けっこう素に近い部分がありました。でも好きなことに没頭する瞬間のオタク気質な感じとかは私にはない場面なので、そういった演技は難しかったです。
――ドラマの撮影現場にグループの同期がいることは新鮮でしたか?
筒井●私はめちゃめちゃ安心しましたね。ひとりの現場のときはいつもガチガチで、心細い気持ちで向かうんですけど、今回はかっきーがいるから安心してクランクインできました。楽しく撮影できているなと思います。
賀喜●私も。ドラマのことでもグループのことでもなんでも相談できるあやめんがいてくれて本当に楽しくできています。演技についても、「このセリフはどういう風に言えばいいかな」とか相談しながら進めています。
――おふたりはこれまでプラモに触れてきた経験はございますか?
賀喜●出演が発表されたときに自分のブログにも写真を載せたんですけど、私は本当に小さい頃からずっとプラモデルが身近にあったんです。お父さんがすごくプラモ好きで、弟と私とで一緒に作って遊んだり。私がひとり暮らしを始めてからも作り続けていたので、このドラマへの出演が決まったときはすごく嬉しかったです。
――特にどういったプラモを作るのでしょうか?
賀喜●『新世紀エヴァンゲリオン』が好きなので、エヴァばっかり作っています。実家にいた頃は、お父さんと弟が『機動戦士ガンダム』がすごく好きだったので、ひたすらガンダムを作っていました。弟はユニコーンガンダムも好きだったので、私が代わりに作るみたいな(笑)。私が作ったプラモで弟が遊んだりしていました。
――お忙しい中、どんな時にプラモを作っているのでしょうか?
賀喜●忙しいときはどこまで作ったか分からなくなってしまうので、お仕事が落ち着いたり、まとまった時間がとれた時に作っています。とくに自粛期間中はたくさん作りましたね。
――筒井さんはいかがでしょうか?
筒井●私はプラモデルの存在も『量産型リコ』で知ったくらいで……。ドラマの撮影が始まる前にプラモデルを組み立てる練習があったんですけど、そこで初めて実物のプラモデルを見て、「こんなにパーツちっちゃいんだ!」ってところから始まりました。でもその練習がすごく楽しかったんです。もともと何かに集中して取り組むことが好きなので、その時にプラモデルの魅力を知りました。
――では、賀喜さんにプラモデルの作り方を教えてもらう場面も?
筒井●はい。もう、説明書の見方もわからなかったので(笑)そこからかっきーに教えてもらいました。最初は、あの……ペンチ?
賀喜●ニッパー!
筒井●(笑)、ニッパーも初めて使ったので、使う向きも分からなくって。でも手先は割と器用な方なので、そこまで苦戦することもなかったです。だんだん慣れてきたらパチパチッとできるのが気持ち良くて、ハマりそうだな、と思いました。
――そんな筒井さんに、賀喜さんからお勧めしたいプラモは有りますか?
賀喜●ポケプラとか、どう? 知っているキャラだったら作りやすいと思うから、アニメのキャラのプラモがいいんじゃないかなと思います。
筒井●うんうん、いいかも!
――ちなみに、賀喜さんは普段どのような模型ツールを使っているのでしょうか?
賀喜●タミヤのニッパーとデザインナイフを使っています。お父さんが使っていたものをそのまま使わせてもらっているんです。
――お二人が最近青春したことを教えてもらえますか?
賀喜●え、なんだろう……ライブがめっちゃ青春……?
二人●(笑)
筒井●でも、この『ルカ』ですごい青春してますよ! 制服着て、学校のプールで撮影したりして。青春を感じました。
賀喜●スイカ食べたりね。
筒井●私は高校卒業して以来久々の制服だったんですけど、制服着ると嬉しくなりますね。好きだな~と思いました。
賀喜●わたしはあやめんと3つくらい歳が離れているし、もう高校を卒業してから5~6年経っていますから。「え、大丈夫かな?」と思っていたんですけど(笑)。これが制服納めかもしれないという気持ちで着てみたら、意外とみんな褒めてくれて。「似合うよ!」とか言ってもらえて嬉しかったですね。
――おふたりは前作『量産型リコ』の主演を務めた与田祐希さんからバトンを受け取る形になりますが、与田さんとは作品についてお話されましたか?
筒井●お話ししました! 与田さんは『リコ』の時にライブとかも重なっていて、すごく大変だったらしくて。私たちもたぶん全国ツアーのリハーサルと撮影時期が被ってしまうので、大変だろうけど頑張ってね~って言ってくれました。
賀喜●私はまだお話しできていないんですけど、『量産型リコ』の人気と、乃木坂ファンの皆さんがこのシリーズを大好きでいてくださって、『量産型ルカ』もすごく楽しみにしてくださっているということは強く感じているので、与田さんに会った時に胸を張れるように頑張りたいと思っています。
――最後に、本作の見どころをお教えください。
筒井●セトルカは自分の夢を追いかけるようなお話もでてくるので、将来のことを考える高校生世代の子に響くものもあると思いますし、自分より年上の方にも高校生の頃の青春をこのドラマで感じてもらえたら嬉しいです。プラモデルについても私みたいな初心者にも分かりやすく説明してくれるので、すごく楽しめるドラマだと思います。
賀喜●タカルカは最初は好きなものもなくって、プラモ部にも好きで入ったわけじゃないのですが、プラモ部を通して自分が何が好きかっていうことに向き合っていくところが私は素敵だなと思ってて。このドラマを見た方にも、自分の「好き」と向き合っていただけるんじゃないかなと思います。私自身、すごくプラモデルが好きで思い入れがあるので、ぜひこのドラマをきっかけにプラモデル作ってみたいなとか、興味を持っていただければいいなと思います。
『量産型ルカ』7月3日(木)スタート!

同期ならではの自然体な関係のふたりが主演を務めるドラマ『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』はテレ東系にて7月3日(木)深夜24:30スタート! 少年少女ならではの青春そして葛藤が「量産型ワールド」にどのようなうねりを生み出すのか? プラモ×学園ドラマという異色の組み合わせを楽しもう!
【木ドラ24】量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-
[放送局・放送日時]テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送…7月3日スタート 毎週木曜 深夜24:30~25:00放送 BSテレ東…2025年7月9日スタート 毎週水曜 深夜24:00~24:30●配信/Lemino、ネットもテレ東(テレ東HP、TVer)
[キャスト]賀喜遥香(乃木坂46)、筒井あやめ(乃木坂46)、山崎竜太郎、小林桃子、尾本侑樹奈(LINKL PLANET)、岡田義徳
[スタッフ]●脚本/畑中翔太、首藤凜●監督/首藤凜、林隆行、井口昇、井樫彩、福田芽衣●プロデューサー/漆間宏⼀、涌⽥秀幸、岩上貴則
Ⓒ「量産型ルカ」製作委員会 Ⓒ創通・サンライズ