「月刊ホビージャパン8月号」特集に先駆け最新キット「赤いガンダム」を製作！

　明日6月25日（水）発売の最新号「月刊ホビージャパン2025年8月号」では現在放送中のTVアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）』の特集が掲載！ 今回は特集に先駆け、5月末についに発売となった最新キット「HG 赤いガンダム」を製作！
　ランナー塗装＆スミ入れのひと手間をかけて「赤いガンダム」製作をさらに楽しみましょう。

製作・文／なりかね（月刊工具スタッフ）

＼『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』特集号は明日発売！／

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パッケージとランナーをチェック

▲多色ランナーが2枚（A、B）と各色ごとにランナーが付属。H、Gがビット用パーツのランナー、ハンマーのチェーンには「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セット」にも使用されたアドバンスドMSジョイントランナーが入っている

▲赤いガンダムの特徴ともいえるビットパーツは独特な球体形状をしっかりと再現。後部のバーニア部分含めてパーツ構成がすごい

▲アドバンスドMSジョイントランナーのチェーンはゲートから取り外すだけ。組み立てる必要なく可動します

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ランナー塗装でフレームパーツをメタリック調に塗装！

　今回はフレーム部分をランナー塗装でメタリックに塗装。メインカラーの赤色は成型色をいかしつつ、フレーム色にひと手間加えて関節部分などがキラっと光る仕上がりにしてみたいと思います。

▲写真の部分をそれぞれ塗装します。A、Bの多色ランナーにも含まれるのでこちらはニッパーで切り離しておきます

▲2色のパーツに合わせて塗料も2色用意。GSIクレオス「Mr.カラースプレー」の黒鉄色とメタルブラックの色味の違うメタリック2色を使用します

▲ランナーの左端の外からボタンを押して吹き始め、右端まで動かしながら塗布したらボタンを離す。同じ箇所にずっと吹きすぎないようにしながらランナー全体を染めていきます

▲同系色の塗装なので大きくは変わらないため気軽にできます。塗料が乗って表面が潤ったら一度止めます。もっと色を出したいという場合は30分程度おいてある程度乾燥させてから2回目の塗装をしましょう

▲ニッパーとナイフを用意して組み立ていきます。パーツを切り離す際は少しのゲートを残して取り外し、残ったゲートキレイに切り取る「二度切り」がオススメ

▲「ミスターホビーマーカー」は筆先がかなり細いので、細かなディテール部分を狙って塗布できます。はみ出しは乾燥前であれば綿棒等で拭き取ることもできます

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マーキングシールの貼り方

　ジオンのマーキングシールはシールドの凹凸部分に貼ることになるので、ここは丁寧にいきましょう。細かくコントロールできるピンセットなどがオススメです。

▲シールドの中心線に合わせてシールを乗せて上下の端も合わせます。位置を合わせたら中心から外側へ空気を抜くように綿棒で貼り付けてきます

▲ある程度貼り付けたら楊枝に持ち替えてディテールの形状に合わせて密着させていきます。力を入れるとシールを傷つけてしまうので力を入れずに複数回擦るように作業しましょう

▲フレーム部分がメタリックになった「赤いガンダム」が完成。大きくイメージは変わりませんが胴体やパックパック、ライフルなどメタリックカラーがキラっと光り、重厚感がアップした仕上がりに

▲頭部は中心ブロックを挟みこむ構造で、顔を思い切り上に上げることが可能

▲肩、腕、膝部分のジョイントは差し替えでで3mm接続が可能になる。ここに付属のビットを装備させることができます

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まだまだ楽しんだっていい「赤いガンダム」

　今回はフレーム部分の塗装とスミ入れで「赤いガンダム」を製作。キット組み立てにひと手間加えるだけでも完成度と満足感ある仕上がりとなりました。ただここまで製作できたらキットでは再現できていない本体色、そしてビットやハンマーの塗り分けにも行いたくなりますね。シール部分を貼った部分と干渉しないためこの段階からでも挑戦できます。「完成」は何度あったっていいので段階を踏んで製作を楽しんでいきましょう。

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