HOME記事ガールズプラモバイク型FAガール「ウィルバーナイン」をカラーアレンジでサイバーパンク風に! 塗装を考慮した後ハメ加工や肉抜き埋めでスタイリッシュに仕上げる【フレームアームズ・ガール】

バイク型FAガール「ウィルバーナイン」をカラーアレンジでサイバーパンク風に! 塗装を考慮した後ハメ加工や肉抜き埋めでスタイリッシュに仕上げる【フレームアームズ・ガール】

2025.06.06

ウィルバーナイン【コトブキヤ】●Rikka 月刊ホビージャパン2025年7月号(5月23日発売)

Rikka製作「ウィルバーナイン」特撮

カラーアレンジでバイク型FAガールを
スタイリッシュに製作!

 コトブキヤのフレームアームズ・ガールシリーズに、久々の新型機体としてウィルバーナインが登場した。基のFAウィルバーナインの変形をアレンジし、武装パーツの合体でバイクが完成。本体のジャケット&ショートパンツスタイルもFAガールとしては珍しく、注目ポイントの多いキットとなっている。Rikkaによる作例はカラーアレンジでサイバーパンク風にイメージチェンジ。特徴的な武装デザインとの相乗効果でスタイリッシュに仕上げている。

Rikka製作「ウィルバーナイン」
▲バイク形態に変形できるFAウィルバーナイン。FAガールでは背中に集約させた武装パーツに変形ギミックを持たせている。基のデザインは赤×黒がメインの配色だが、作例は赤を緑に変更。実車のNinja 250のようなイメージに
Rikka製作「ウィルバーナイン」背面
Rikka製作「ウィルバーナイン」振り向きポージング例
▲ジャケット&ショートパンツスタイルの中に関節を巧みに組み込んでいる。腰はパンツ部分で前屈させることができ、動かすとお尻側にヒップの谷間が覗く。またバストの造形もぜひ実物で見てほしいハイライト部分である
Rikka製作「ウィルバーナイン」製作途中胴体
▲ショートパンツは後ハメできるように赤丸で囲んだ部分を加工。本体側はパンツの赤いパーツにはまる前側のダボと溝をカット、パンツ側は後ろの軸受け部をCカットすると後ハメできるようになる
Rikka製作「ウィルバーナイン」製作途中髪
Rikka製作「ウィルバーナイン」後ろ髪アップ

▲髪の赤いエクステは緑にアレンジ。髪色を黒と紫のグラデーションにすることでサイバネティックなイメージにしている

Rikka製作「ウィルバーナイン」製作途中フィンガーマチェット
Rikka製作「ウィルバーナイン」フィンガーマチェット

▲外観上の特徴であるフィンガーマチェット。作例は刃の基部に肉抜きがあるため瞬間接着パテで埋めた

Rikka製作「ウィルバーナイン」ポージング例2
▲フィンガーマチェットは2軸可動とリストバンドの可動などでかなり多彩なポージングに対応。ジョイントパーツでナックルのような形態にも
Rikka製作「ウィルバーナイン」ポージング例
▲折りたたみ式のデリンジャー2丁を装備。シールド裏やバイクの下部に収めておくことができる
Rikka製作「ウィルバーナイン」バイク搭乗ポージング例
Rikka製作「ウィルバーナイン」バイクとともに
▲武装パーツを変形・合体させるとバイクに。本体のガールをライディングさせることができる。武装状態からそのまま変形できるが、バイク形態でのプロポーションを重視した大きなホイールパーツも付属している

■完全新規バイク型FAガール登場!
 待望のFAガール ウィルバーナインちゃんがとうとう発売です。基のFAウィルバーナインはオリジナルバイクカスタム(通称ブキヤバイク)が界隈で流行った際、当時唯一といってよいタイヤのパーツが付いていたのでお世話になった記憶が甦ります。
 さてキットに戻りますと、武装が単体でバイクになるという面白いギミックがありまして、このキットだけでバイク×ガールが楽しめちゃいます。今回はガール本体塗装イメージをサイバーなイメージにして、さらに「月刊ホビージャパン2025年6月号」掲載のナイツ・シューペリアと同テイストで並べたいなぁと思い使用塗料も合わせてみました。
 キット自体は最新ということもあり、特にどこをどうしたらというのは少ないですが、塗装を考慮するとパンツ部分は後ハメできるほうがよさそうです。改修方法はキャプションでご確認ください。
 本体のメインの黒はフィニッシャーズ カーボンブラックマット、赤部はローズディープレッド、白部はエヴァレイホワイトを使用。髪は下地に紫が透けるように下地をパープルヴァイオレットで塗装し、上からカーボンブラックマットで塗り潰してしまわないようにグラデーション塗装。特徴的な前髪の赤いパーツは自作グリーンサフ下地の蛍光グリーンでグラデーション塗装し、ツヤ消しで閉じています。
 バイクは外装にGSIクレオス グラファイトブラック、赤いパイプフレームには髪色合わせでタミヤ キャンディーライムグリーンを使用しました。
 このような可動軸が多いキットの場合、塗装時に軸にマスキングをして最終組み立てに臨むのが安心ですが、どうしても穴側のほうが塗料で埋まりがちです。その際にガットワークス製「超!高精度ドリル 3.02mm」が今回とても役に立ちまして、塗装後の穴を軽くさらうだけで非常に組み立てやすくなります。オススメです。
 ウィルバーナインは久しぶりの新型FAガールでしたが、登場予定のガールがまだまだたくさんいるので楽しみですね。シリーズのさらなる発展をお祈りしております。

コトブキヤ ノンスケール プラスチックキット“フレームアームズ・ガール”

ウィルバーナイン

製作・文/Rikka

フレームアームズ・ガール ウィルバーナイン
●発売元/コトブキヤ●8998円、5月予定●約16cm●プラキット


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Ⓒ KOTOBUKIYA

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