パワー全開！変身、龍王丸!!
強化された主役魔神をシャープに製作

　好評放送中のTVアニメ『魔神創造伝ワタル』。主役魔神・龍神丸の強化形態「龍王丸」がアニメに登場するとともにプラキットもさっそく発売。前後左右へのボリュームアップに加え、これまでの魔神キットよりもクリアーパーツがふんだんに使われており、ボリューム・質ともにさらに豪華さを増している。作例を製作するは、アニメに激ハマり中のてつお。全身のシャープ化をテーマに、平滑な塗装の質感とシャープなエッジにこだわって製作された龍王丸を見ていこう。

　龍王丸が登場してから少し時間が経ちましたが、発表には皆さん驚いたんじゃないでしょうか？　かくいう私もビックリしすぎてPC前で目が飛び出ました。ワタルへの愛情で暴走し過ぎないよう…楽しみながらの製作です！
　さすが主役魔神の立体化、相当優秀なキットだと感じました。ディテールが多く、可動も抜群なので満足度は高いです。そんなキットのクオリティに甘えて、エッジを整えながら細かい部分を攻めるカンジでワンランク上を目指してみます。
■頭部
　必要なエッジは残し、端部のラインを整えながら好みの解像度になるよう調整。ひさしの先端は設定画に寄せるため、プラ板で延長してからヤスリで面を整形。2本角の裏側は肉抜きがあるのでプラ板で埋めています。
■肩と腕
　肩パーツは後ハメ加工をしてから先に接着。肩の内側は結構見えてしまうので、気になる部分をプラ板で目隠し処理をしています。また龍王頭の角の裏側ですが、恐らくここが一番目立つ肉抜き。はい。そんな時はエポパテです。
　龍王頭の瞳についても頭部の瞳と同様の処理をしています。ハンドパーツは以前に製作した出力品を使っています。
■足指とヒザ
　これ変わってますよね。外側の指が太いのは珍しい！ 指の裏側は肉抜きがあるのでエポパテで処理です。ヒザのクリアーパーツについてはレジンに置き換えるか悩みましたが、パーツの透明感を残しつつ裏側からパールで塗装し、表側から蛍光カラーで塗装するかたちに落ち着きました。
■星龍剣
　他のクリアーパーツ同様の塗装をしています。金色のライン類はエアブラシや筆だと塗りづらいので水性マーカーで塗装。剣をマウントするパーツは少し嵌合がきつめなので、削り込みでのクリアランス調整をおすすめします。
■最後に
　アニメもさらに盛り上がってきましたね！ 龍王丸が好きすぎて、作例させてもらってるのに私用でもう1体買ったのは内緒です。

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