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大阪・関西万博の実物大「RX-78F00/E ガンダム」を体感!!各注目ポイントでガンダム像のみどころをレポート!

2025.06.01

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実物大を体感!!

 実物大ガンダム像は片ヒザ立ちで右手を空に伸ばしたポーズで展示されており、頭頂高は12.31m、指先まで含む全高は16.72mとなっている。今回のガンダム像にはGUNDAM FACTORY YOKOHAMA(以下、GFY)に展示された“動くガンダム”「RX-78F00 ガンダム」の資材を活用。そのうえで左半身の肩、腰、脚部にソーラーパネルが追加されている。本機は平和利用と社会貢献を目的としているため、ランドセルにビーム・サーベルが装備されていないのも特徴のひとつだ。

ここに注目!! ①

ガンダムの顔が近い!!

ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の全体画像その1
▲ なんといっても注目ポイントは片ヒザ立ちになっていること。これまでの実物大ガンダム像はすべて立像または直立した状態になっており、上半身をここまで近くで見ることはできなかった。GFYの“動くガンダム”は観覧デッキで頭部または腹部あたりの高さまで行くことはできたが、動ける範囲が限られていてなおかつ左側面しか見ることができなかったので、今回のように自由に動きまわれて好きな角度から見ることができるのは貴重な体験だ。ちなみにこのページの写真のどこかにミャクミャクがいるので探してみよう

ここに注目!! ②

新規マーキング

ガンダムパビリオン実物大ガンダム像のアップ画像その2
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の左肩のアップ画像
▲ RX-78F00からRX-78F00/Eへの移行に際してマーキングも刷新されている。右肩は「SSEF STARJABURO SPACE EXPERIMENTAL FACILITY」、左肩ソーラーパネル部は「RX-78F00/E」と、ガンダムパビリオン仕様になっている。今回のマーキングデザインはカトキハジメ氏が手がけているのも注目ポイントのひとつであり、各部のマーキングがどのような意味を持って配置されているのか考えながら見てみるのも模型製作の参考になるだろう
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の左腰ソーラーパネル部のアップ画像その1
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の左腰ソーラーパネル部のアップ画像その2
▲ 左腰ソーラーパネル部は「OSAKA YUMESHIMA TERMINAL」のマーキングが確認できる。側面にはバーニアが装備されている

ここに注目!! ③

肩と腕が別々可動

ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の右肩のアップ画像
▲ 空に手を伸ばした右腕の付け根、ワキ下に丸モールドパーツが付いている。初見では「何のパーツだろう?」と思ってしまうが、左腕を見るとその謎が解ける。本機は上腕上部外側に丸モールドパーツが付いており、腕を上げたことでそれが見えているのである。ここで重要なのは、腕を外に開いて上げているのではなく、肩と胴体をつなぐ軸を起点に180度上に回転させていることである。ガンダムの構造を考えると、その様な可動をさせると肩アーマーも一緒に180度回転してしまうが、ガンダム像はアーマーが正面を向いたままになっている。つまり腕と肩アーマーが別々に動いていることを表している。また、肩アーマー自体も正面側と背面側で角度が異なっているのも、ポージングによってシルエットを崩さないための工夫と予想される
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の右膝部分のアップ画像
▲ ヒザを曲げたときに太モモの正面側装甲のみがスライド可動する様が再現されている。各関節を可動させた状態が見られるのも立像と異なる点だ

ここに注目!! ④

ノズル内部を間近で

ガンダムパビリオン実物大ガンダム像のノズル部分のアップ画像その1
▲ 左脚のソーラーパネル部は、スネが地面に接しているため他の部位よりもさらに間近で見ることができる。大小ふたつあるバーニアはノズル底部までしっかり確認できた
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像のノズル部分のアップ画像その2
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像のランドセルのアップ画像
▲ ランドセルは4基のスラスターノズルが確認できる
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の足裏のアップ画像
▲ 靴裏をこんなに間近で見られるのもパビリオンのガンダム像のみ。立像はもちろん、“動くガンダム”でも稼働時の数秒間しか見ることができないポイントだったので、ぜひじっくり見てほしい
ガンダムパビリオン実物大ガンダム像の全体画像その2
▲ パビリオンでの宇宙の旅を終えると、ちょうどガンダム像の背面が見える位置に出る。ともに未来を目指そうと言わんばかりの雄々しい背中は、最後まで感動を味わわせてくれる演出だ

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