「HG スコープドッグターボカスタム」に拡張パーツセットを投入し『ザ・ラストレッドショルダー』版を再現!! ディテールを追加しつつMAX塗りでキットの拡張性を最大限に引き出す!!
2025.06.03
ATM-09-STTC スコープドッグターボカスタム【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2025年7月号(5月23日発売)
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▲塗装前の状態。上腕と背部の7連ミサイルポッドを好みで若干延長。各部のリベット状ディテールは市販パーツに置き換えている
▲前腕は矢印で示しているアームパンチ部分のスジ彫りに沿って切断、再接着して1.5mm短縮。一方で上腕はプラ板を貼って2mm延長した
▲ギュッと握ったハンドパーツもHG スコープドッグ拡張パーツセット1のものを使用。小指部分がやや細く見えたので、エポパテで大型化している
▲脚部のターンピックは市販パーツの組み合わせで立体的にディテールアップ
仕上げの汚し塗装を解説
▲基本塗装とデカール貼り付けが終わったら汚し塗装に入るのだが、まずは光沢のクリアーを吹いて表面を保護しておく
▲最初はフィルタリング。タミヤアクリル塗料のバフ+水を1:1で希釈し、全体に筆で塗っていく
▲少し乾いたところで拭き取り。バフを落とすには、台所用洗剤を含ませた綿棒で優しく拭き取ると良い
▲フィルタリング完了。すべて拭き取ってしまっては台無しなので、多少残し気味にする
▲次はチッピング。スポンジをピンセットで持ちやすい大きさに切り出し、ダークグレイを付けたら、エッジや角に向かってトントン叩いて色を乗せていく
▲チッピング完了。付けすぎた場合は、エナメル薄め液を含んだ綿棒で拭き取ればやり直せる。仕上げにツヤ消しクリアーを吹けば完成
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不破優(フワユウ)
端正なデカールワークとパステル調塗装に情熱を注ぐモデラー。ガンプラでは宇宙世紀もののMSが三度の飯より好き。