HOME記事スケールモデルハセガワ「ニッサン スカイライン 2000ターボRS(R30)前期型(1983)」「ヤマハ TZR250(3MA)(1989」が完全新金型で登場!X-スケールモデルズ「P-3C オライオン」、グレートウォールホビー「アメリカ空軍 A-10C 攻撃機」など注目のスケールモデル情報をお届け!

ハセガワ「ニッサン スカイライン 2000ターボRS(R30)前期型(1983)」「ヤマハ TZR250(3MA)(1989」が完全新金型で登場!X-スケールモデルズ「P-3C オライオン」、グレートウォールホビー「アメリカ空軍 A-10C 攻撃機」など注目のスケールモデル情報をお届け!

2025.05.16

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ニッサン スカイライン 2000ターボRS(R30)前期型(1983)/ ヤマハ TZR250(3MA)(1989)

夏が待ち遠しいCAR&BIKEモデル新作

ニッサン スカイライン 2000ターボRS(R30)前期型(1983)

 ハセガワからは今夏、カーモデル、バイクモデルの完全新金型が登場。カーモデルは史上最強のスカイラインとして登場した“2000ターボRS”をキット化。1981年8月にデビューしたのが6代目スカイライン(R30型)で、同年10月には日産としては8年ぶりのDOHCエンジンとなる2L直列4気筒4バルブDOHCのFJ20E型エンジンを搭載した2000RSが追加された。さらに1983年2月にはFJ20E型にターボチャージャーを装着したFJ20ET型エンジン搭載の2000ターボRSが登場。この「史上最強のスカイライン」を実車取材をもとに再現。ヘッドライト・テールライト鏡面、フェンダーミラー鏡面、ドアノブ、マフラーカッター、エンブレムなどはメッキパーツ。窓の塗り分けシールが付属。
 バイクモデルはヤマハTZR250の2代目となる3MA。当時のレーサーマシンTZ250同様に、後方排気レイアウトのエンジンが特徴で、エンジン前方にキャブレターが、後方に排気管が配置された前方吸気後方排気システムが採用されている。こちらも実車取材を行ってのキット化で、再現性は折り紙付き。成型色もある程度色分けされているのも塗装が苦手なモデラーには嬉しい。別売りエッチングパーツ(2860円)も同時発売予定。

ニッサン スカイライン 2000ターボRS(R30)前期型(1983)

●発売元/ハセガワ●3520円、8月2日予定●1/24●プラキット

ヤマハ TZR250(3MA)(1989)

ヤマハ TZR250(3MA)(1989)

●発売元/ハセガワ●3960円、6月21日予定●1/12●プラキット


P-3C オライオン

P-3Cが1/144スケールで登場!

P-3C オライオン参考画像

 1/144スケールのP-3Cのキットといえば、旧LS(現マイクロエース)と、 トミーテックの塗装済み傑作キットが存在するが、現在はいずれも入手が難しいので、このスケールのファンならば嬉しいリリースかもしれない。すでにXスケールモデルはオリジナルの旅客機型エレクトラをリリースしているが、このたび登場するP-3Cのキットはほとんどが新規金型であり、まったくの別キットと見て差し支えはない。箱絵が旧塗装であるエンジングレイとホワイトなので、一瞬A型かと思いそうだが尾翼の機体番号からもわかるように、間違いなくC型である。キットは機首のカメラ窓を廃止して、引き込み式のセンサーを装備したアップデートIIをセレクトしており、まずは妥当な選択であろう。主翼とエンジンナセルが別パーツなので少々組み立てが難しくなるが、ナセル側面のパネルラインなど無理なく再現されている。主翼のパイロンに搭載するパープーン対艦ミサイル4発も用意され、簡易インジェクションのため組み立てには少々手こずるかもしれないが、キットとしては充分な内容だ。さらにキャノピーのマスキングシートが同梱され、デカールはアメリカ海軍2種に加えてオーストラリアとオランダ、そして海上自衛隊の5機分がセットされているのも嬉しい。ただ最大の問題となるのが、1/72スケールのハセガワキットより倍以上する価格であろう。

P-3C オライオン

●発売元/X-スケールモデルズ、販売元/ビーバーコーポレーション●8580円、発売中●1/144●プラキット


アメリカ空軍 A-10C 攻撃機

ナナニイA-10Cの完全新金型キット

アメリカ空軍 A-10C 攻撃機パッケージ

 全天候能力の欠如や最低限の電子装備ゆえ、アメリカ空軍は1980年代後半にA-10Aの退役を考えていたが、1991年の湾岸戦争で大きな戦果をあげたため、その後も運用を続けることにした。そして寿命の延長と機材の更新を図った改良型のC型に発展させた。基本的には外観はA型と大差ないが、コクピットは多機能ディスプレイを中心としたいわゆるグラスコクピットに改められるなど、内部にはかなりの変化が見られる。グレートウォールは、すでに1/48スケールでC型を発売しており、CADデータを活かして1/72にサイズダウンしたわけだ。当然ながら一部に省略が見られるが、このスケールのキットとしてはかなりのパーツで構成されており、傑作の評価が高いイタレリに勝るとも劣らない仕上がりだろう。パネルラインはスジ彫りで表現され、専用のエッチングパーツもセットされている。また武装としてはマーベリック対戦車ミサイルや、GPU-39レーザー誘導爆弾、さらにAIM-9L空対空ミサイルと2種のECMポッドが用意され、機首に内蔵する錘りが同梱されているというのは、ありがたい配慮だろう。デカールは4種類がセットされ、まずは充分なものだ。

アメリカ空軍 A-10C 攻撃機

●発売元/グレートウォールホビー、販売元/ピットロード●7920円、5月予定●1/72●プラキット


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