HOME記事ガールズプラモ『リコリス・リコイル』4月発売のPLAMATEA最新キット「錦木千束」&「井ノ上たきな」を製作レビュー!合わせ目処理で仕上がり度アップ!!

『リコリス・リコイル』4月発売のPLAMATEA最新キット「錦木千束」&「井ノ上たきな」を製作レビュー!合わせ目処理で仕上がり度アップ!!

2025.05.07

錦木千束、井ノ上たきな  ガールズプラモスタイル#06(3月31日発売)

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井ノ上たきなのプラモデルの全体画像その1
▲ 優秀なリコリスだが、ワケあって喫茶リコリコで働くことになった井ノ上たきな。キットは制服のリボンタイ、ボタンなどを塗装済みパーツで再現
井ノ上たきなのプラモデルの製作の画像その1
▲ 首パーツがはさみ込みになっているので中央で切断。胸部の合わせ目処理後に真鍮線でつなぎ直している
井ノ上たきなのプラモデルの製作の画像その2
▲ 上腕もはさみ込みなので、上部ロール可動部を真鍮線接続にすることで合わせ目を処理
井ノ上たきなのプラモデルの製作の画像その3
▲ ヒジ関節パーツの肉抜きは瞬間カラーパテで埋めて処理。上腕下側は軸受けをC字加工して後ハメ化した
井ノ上たきなのプラモデルの全体画像その2
▲ 銃と鞄が付属。髪の毛は左右パーツが3種付属し、後ろ側が可動するので首の動きに干渉せずにポーズを取らせることができる。たきなもなびいたスカートパーツが付属
井ノ上たきなのプラモデルの製作の画像その4
▲ 鞄側面の合わせ目が消しづらいので、片側を切り離して分割位置を変更。接着後に上面の合わせ目も処理している
井ノ上たきなのプラモデルの製作の画像その5
▲ 靴裏にダボ穴が存在するが、“あのポーズ”を取らせるために0.5mm厚のプラ板を貼ってふさいだ

はじめに
 PLAMATEA 井ノ上たきなの製作です。発売前の先行レビューということで、合わせ目やパーティングラインの処理など、キットの素性を活かして製作しています。

工作
 全体的に合わせ目が多いキットですが、組み立て後に調整したい首と上腕以外は消しやすい場所にあります。太ももやソックスパーツがアンダーゲートになっていて、組むとどうしてもゲート跡で合わせ目に隙間ができます。こちらは流し込みの瞬間接着剤で埋めてから削り込んで処理。脇下やベルトの様なモールドがある部分はプラ用流し込み接着剤で処理しています。ハンドパーツはやや造形がくっきりしすぎている感があったので、パーティングラインの処理ついでに全体を削り込んで凹凸をなだらかにしてみました。実は合わせ目よりも髪の毛やハンドパーツ、鞄のベルトのパーティングライン処理のほうが大変で、削り残しをサーフェイサーで確認してしっかりと処理しました。

塗装
 衣服は黒サフから立ち上げ。皺や内側にサフが残るように塗装していますが、肌色はポーズによって光の当たり具合が変わるので、影色は入れずにベタ塗り。キャラ的には合わないだろうと思ったので、チーク等は入れていません。

カラーレシピ
髪=サーフェイサーエヴォ ブラック→ウイノーブラック+アイボリー
肌=サーフェイサーエヴォ フレッシュ+ピュアホワイト
紺=ティターンズブルー2+ウイノーブラック
襟=ニュートラルグレーⅠ
上着グレー=ニュートラルグレーⅢ+ソックス色
スカートグレー=ニュートラルグレーⅢ+フレームグレー
緑=ヒューベリオングリーン(リボンタイのみ色ノ源シアン微量)
ソックス=ミッドナイトブルー+ピュアブラック+パープルヴァイオレット+色ノ源シアン
茶=レッドブラウン+ウッドブラウン+マルーン
靴底=サンディブラウン+マルーン
鞄(薄茶)=ウッドブラウン+レッドブラウン+マルーン

 仕上げはスーパースムースクリアーつや消しでコート。Ex-ゴールドを使用して、ボタンは爪楊枝の頭側に塗料を付けてチョンと塗布する感じで、鞄の金具は筆塗りで行いました。

グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット“PLAMATEA”

井ノ上たきな

製作・文/坂井晃

PLAMATEA 井ノ上たきな
●発売元/グッドスマイルカンパニー●6500円、4月予定●約15cm●プラキット

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ⒸSpider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

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DAISAN、坂井晃

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