HOME記事ガンダム『ガンダムSEED FREEDOM』版エターナルを20年前のEXモデルのキット2個イチで製作!

『ガンダムSEED FREEDOM』版エターナルを20年前のEXモデルのキット2個イチで製作!

2025.03.24

FFMH-Y101 エターナル級MS運用専用母艦 エターナル【BANDAI SPIRITS 1/1700】 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)

▲艦首には「ミーティア」を搭載。各種武装は大幅に換装されている。作例は主な工作として船体(カタパルト部分)、主翼(ビーム砲座が並ぶ箇所)を延長。細部は映画用CGモデルを参考に形状を変更したり、キット形状を活かしたりと適宜手を加えていった

キット2個イチで各部フォルムを変更

 もともとはフリーダムガンダムとジャスティスガンダムの母艦として建造された「エターナル」。第1次連合・プラント大戦ではクライン派によって強奪され、旗艦として活躍。一時期は行方不明とされていたが、C.E.75時点ではザフトに復帰している。プラントの外殻に係留されており、ジャガンナートがクーデターを起こした際はラメント議長らの避難場所として使用された。作例は2005年にEXモデルシリーズでリリースされたものを木村直貴が『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』版として製作。映画用に起こされたCGモデルを参考に、キット2個イチで各部フォルムを変更しつつ、ディテールアップを行っている。

▲艦橋上部の羽根飾りは後縁をシャープに整形してモールドを追加。防護カバーにクリアーパーツを採用して内部が見えるようになっているが、あまり目立たないので黒で塗り潰している
▲艦首スロープは先端をプラ板で延長するとともに、インテーク状の段差が深くなるように削って整面。両サイドとフィンをプラ板で作り替えている
▲艦首スロープの下に隙間ができるので、舳先パーツ上面にプラ板を貼って調整。舳先は鋭く削り出し、プラ板でCGモデルにある段を再現
▲カナードはキット段階でもシャープな造形だが、さらに鋭くなるように整形しつつ根元のガタつきを修正した
▲複葉式で大小多数のノズルを持つエンジン部は後縁に厚みがあるので、鋭くなるように上下から削り込んで整形。彫りモールド、貼りモールドを適宜追加し、パーツを組み合わせた際に出る隙間はモールド処理して目立たなくしている
▲主翼後部は新たにダクトが追加されているので、プラ板で製作
▲こちらは木村直貴手描きの工作概念図
▲船体は格納庫ハッチ直下とカタパルトで三分割し、中間部を2個目のキットから長めに切り出したものに交換して大幅延長。先細りのテーパーが付いているので、プラ板などで裏打ちしたうえでなめらかにつながるように整形している

ⓒ創通・サンライズ

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木村直貴(キムラナオキ)

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