HOME記事ガンダムガンダム3機の特性を持つ”最狂”の機体襲来!「ブーストレイダーガンダム」をプロポーション調整&ディテールアップで進化させる【機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE】

ガンダム3機の特性を持つ”最狂”の機体襲来!「ブーストレイダーガンダム」をプロポーション調整&ディテールアップで進化させる【機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE】

2025.03.21

GAT-XX370 ブーストレイダーガンダム【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)

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▲「52mm超高初速砲」を左右の脹脛部に一門ずつ装備。砲身は「フルメカニクス レイダーガンダム」からの流用だが、基部の装甲部分は新規パーツとなっている
▲バーニアはすべてディテールアップパーツに置き換えている。内側はガイアカラーの「プリズムメタリック ターコイズグリーンライトブルー」で塗装した
▲ハンドパーツもディテールアップパーツを使用。悪役らしさを強調するためツメのあるタイプを採用している
▲「ザラストロ」はレイダーの「2連装52mm超高初速防盾砲」のシールド部分と腰のクローを組み合わせ、そこに新規パーツのダガーを付け加えた格闘兵装
▲「ザラストロ」の基部にはグリップが内蔵されており、マニピュレータで保持させることもできる。余談だが劇中における戦闘序盤では「空戦用複合兵装 アドラー」も使用しており、「フルメカニクス エールカラミティガンダム」から拝借して装備させるのもまた一興だろう

▲敵のビーム兵器を歪曲させる防御兵装である、腰部の「ゲシュマイディッヒリージョン」は新規造形で再現。アーム部分は「フルメカニクス レイダー」のクローと同じパーツを使用しており、フレキシブルに可動させることができる

▲肉抜き箇所は0.5mmのプラ板でフタをした。先端もプラ板で延長している
▲原型機であるレイダーと同じく、MA形態に変形させることが可能。重武装にも拘わらず高い機動力を有しており、劇中では超音速飛行に達する前であればエクリプスさえ捕らえることができるという驚異的な空戦能力を見せつけた
▲劇中で使用されなかったものの、機首の「M417 80mm機関砲」の展開ギミックも搭載されている
▲キット素組み(左)との比較。キットのモールドを活かしつつ、頬のセンサーといった細部の塗り分けに加え、シャープ化&ディテールアップを行ったことで精密度を高めている

■はじめに
 今回は公式外伝漫画『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』のラスボス機、ブーストレイダーの作例を担当させていただきました。まさかのレイダー、カラミティ、フォビドゥン、“悪の3兵器”の特徴を合わせ持つ機体ということで、武装も多彩でとても迫力のあるキットでした。

■塗り分け
 フルメカニクスブランドということで、ディテールがしっかり入っているもののパーツが分割されてない箇所が多くあり、エナメル塗料のガンメタ、ジャーマングレイ、水性塗料の黒鉄色を使い分けて塗り分けをしています。センサー箇所のみ、ペベオの4アーティストマーカーのレッドを使用しています。

■マーキングシール&デカール
 新規でオリジナルのマーキングシールが付属しているのですが、そのまま使用してしまうと段差などで目立ってしまうので、型式番号などが入っている他では代用のできない箇所のみ、なるべく余白を切り取って使用しました。それ以外の代用できそうな箇所は水転写のデカールを用意しました。

■最後に
 全部載せモリモリキットということもあり、ボリューム感たっぷりで作り応えのあるキットでした。自分のハンドルネームはRe-taなので、レイダーは勝手ながら親近感が湧いていた機体です(笑)。いつか作りたいキットのひとつだったため、こうして作例を手掛ける機会をいただき感激感謝です!

BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット“FULL MECHANICS”

GAT-XX370 ブーストレイダーガンダム

製作・文/Re-ta

FULL MECHANICS ブーストレイダーガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●6820円、受注終了●1/100、約18cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム


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ⓒ創通・サンライズ

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Re-ta(レータ)

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