令和に復活したマシーネンの醍醐味“フォトストーリー”2本をつまみ食い! 抜粋元の「Ma.K. in SF3D ARCHIVE」の特色とあわせて長寿連載の魅力に迫る
2025.02.18Snake Eye Search Operation Type
UNICORN
傭兵軍兵器開発局は偵察型の宇宙用装甲服の開発にひとかたならぬ力を入れていた。
軍事通信衛星と同等の機能を持ち偵察用スーツとしては完成の域に達したシーピッグでも飽き足らず、索敵能力を極限まで高めた新型機の開発にも着手した。
これはシュトラール軍が月面地表上で2足歩行の偵察機を使用し、偵察に特化した宇宙用装甲スーツが確認されていないことに着眼した戦略でもあった。
第7騎兵連隊第2地上襲撃中隊はごく少数生産されたユニコーンが初めて実戦投入された部隊だった。
フィル・ブライト少尉とサム・クライブ曹長はシーピッグのIRシーカーとレドームを取り付けた白とピンクのユニコーンの実戦テストに駆り出された。
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「ブライト少尉、いくらなんでもこれは付け過ぎですよ。自分はユニコーンでもう充分で
あります」
「クライブ、備えあれば憂いなしだ。進化を
楽しむくらいの気持ちでいくぞ」
そうは言ったものの、ブライト少尉も内心では、この操作は手に余ると考えていた。
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280㎞ほど離れた月の軌道上では怪物のような派手なペイントのユニコーンが敵機を追撃していた。
最新技術が投入されたユニコーンの探索装備は遠く離れた白とピンクのユニコーンすらも検知する。
「お、新型の実戦テストか。武運を祈る」
挨拶の通信をしたあと、第122戦隊第2中隊のエースパイロット、フレット・スミス少尉は追撃中のエッグイーターを撃ち抜いた。
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ちょっと休憩
あわせて見たい『Ma.K. in SF3D』撮影の裏側!
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月刊ホビージャパン2025年2月号の収録の様子をお届け! 本誌で長年続く「マシーネンクリーガー」連載が、ついに第180回を迎えました。 今回は、その撮影の舞台裏を公開します!
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