HOME記事ガンダムHG「デスティニーガンダムSpecII」にメカモールド&マーキングを追加。さらに、メタリック塗装で劇中終盤の発光状態を再現!【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

HG「デスティニーガンダムSpecII」にメカモールド&マーキングを追加。さらに、メタリック塗装で劇中終盤の発光状態を再現!【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

2025.02.14

ZGMF/A-42S2 デスティニーガンダムSpecII【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2025年3月号(1月24日発売)

“SpecII”らしく解像度を高める

 こちらの記事では既存のデスティニーガンダムSpecII作例にHGキットのゼウスシルエットを搭載した形になるが、それではキット付属のデスティニーガンダムSpecIIが余ってしまう。このHGキット版デスティニーガンダムSpecIIの活用法はないかと模索したとき、「劇中終盤のブラックナイトスコード戦で関節部が赤く発光した状態を再現してみてはどうか?」と頭に浮かび哀川和彦に製作を依頼したものが本作である。映像を参考にメタリック塗装で関節部が発光した状態を再現し、“SpecII”ということを意識して全身各所にメカモールドやマーキングを追加して解像度を高めている。

▲デスティニーガンダムSpecIIのHGキットは映画公開当初に販売された「劇場版公開記念パッケージ HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII[クリアカラー]」しかなく、本アイテムで初めてソリッドカラーのものがキット化となった。キットはデスティニーガンダムよりトーンダウンしたカラーを成型色で再現し、さらに頭部アンテナはカラーそのものが変更されているので新規パーツが用意されている。作例は関節部のメタリック塗装やメカモールド&マーキング塗装に加え、他キットから試製35式改レールガンを追加した

▲頭部は一体成型の頭頂部カメラとツインアイを切り離し、内部の赤いパーツも上下で切り離すことでフェイス部分を後ハメ可能にしている。こめかみのバルカン砲は真鍮パイプに交換し、ブレードアンテナは削り込みでシャープ化

▲腹部にプラ板を貼り足して2mm延長。合わせてコクピットハッチ下部は下端上部でいったん切り離し、プラ板をはさんで延長している
▲フラッシュエッジ2 ビームブーメランは先端にプラ板を貼り足してシャープ化。右前腕のシールドマウント穴は不要なのでエポパテで塞いでいる。握り拳はビルダーズパーツHD「MSハンド03(連邦系・Sサイズ)」を加工したものを使用

▲腰部フロントアーマーは中央で切断して真鍮線接続にして左右独立可動化。裏の肉抜きはエポパテで埋めている。リアアーマーは基部から切り離して真鍮線接続で可動できるようにしつつ、重量対策で肉抜きはプラ板で塞いだ

▲太モモは可動部と外装部にプラ板を貼り足して1.5mm延長。いったん切り離したロール軸は内部に真鍮線を差し込んで補強している
▲背面装備によって後ろに重量がかかるので、転倒防止のためにつま先とフンドシ内部に釣具のオモリを詰めた

次ページ──素組み比較や製作文

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哀川和彦(アイカワカズヒコ)

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