ROBOT魂〈SIDE MS〉Ver.A.N.I.M.E.の『Zガンダム』シリーズを一挙紹介! さらにMETAL BUILDも!
2025.02.08君はROBOT魂<SIDE MS>ver.A.N.I.M.E. Zガンダムシリーズに刻の涙を見る。【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2025年3月号(1月24日発売)
君はROBOT魂<SIDE MS> ver. A.N.I.M.E. Zガンダムシリーズに刻の涙を見る。
BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部が展開するROBOT魂<SIDE MS> ver. A.N.I.M.E.およびMETAL BUILDシリーズの『Zガンダム』ラインナップを紹介。まさに“魂”(スピリッツ)がたっぷりこもった熱い商品たちの魅力を体感いただきたい。
●発売元/BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部
BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部が2016年2月から展開しているROBOT魂<SIDE MS> ver. A.N.I.M.E. シリーズ。公式サイトでは“ダイナミックなアニメ的プロポーションおよび密度感のある造形に加え、印象的な劇中アクションの再現を可能とする最新の可動構造を組み込んだ、「劇中再現で遊べる」ロボットフィギュアの決定版モデル”と銘打っている。2025年1月現在、販売中もしくは発売が発表されたものを含めるとそのラインナップは全213アイテム(イベントアイテムも含む)。宇宙世紀シリーズでは『機動戦士ガンダム』からスタートし、『0080 ポケットの中の戦争』『0083 STARDUST MEMORY』『第08MS小隊』と順調にリリースを続け、ついに2024年4月の「ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)」を皮切りに、『機動戦士Zガンダム』の展開がスタート。2025年6月に発売を予定している「アクト・ザク(オーガスタ研究所仕様)」を含めると、この1年で11アイテムを数えるまでとなった。
まずは劇中序盤に登場した機体を中心にラインナップを増やしているが、中盤から後半にかけては可変機や大型機など、立体化のハードルがより一層高い機体が控えている。可変機でいうとアッシマー、ギャプラン、メタス、ガブスレイ、ハンブラビ、そしてZガンダム。大型機ではメッサーラ、バウンド・ドック、サイコ・ガンダム、サイコ・ガンダムMk-II。重量級のジ・0、塗装表現が難しい百式、キュベレイなど…。ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E. シリーズがどう挑んでいくのか今から楽しみで仕方がない。
さて、ここでROBOT魂<SIDE MS> ver. A.N.I.M.E. シリーズの魅力を一ファンとして考えてみたい。まず最大の魅力は設定画や劇中イメージに限りなく近いスタイリング、ディテールを持つこと。昨今の『聖戦士ダンバイン』や『重戦機エルガイム』シリーズなどのような原点回帰を目指した方向性が、『Z』シリーズにも踏襲されている。ガンプラが独自のアレンジを加えたラインナップが多いなか、その特徴は際立ったものといえる。おそらく往年のファンの心をがっしり鷲掴みにしている最大の理由ではないだろうか。そしてもうひとつは劇中シーンを再現できる豊富なオプションやアクションギミック。たとえば、ガンダムMk-IIの首の可動域、リック・ディアスの劇中冒頭の立てヒザポーズが再現できるほどの股関節、脚部の可動域。ハイザックの120mmザク・マシンガン改に加え、ビーム・ライフルまで付属するところなど…。痒い所に手が届く、ファンファーストのその先を行く開発魂をひしひしと感じさせる“男前”な魂(スピリッツ)が存分に込められているのだ。最後にもうひとつ。メーカー提供の商品画像が素晴らしくかっこいい! とにかく立ちポーズが設定画にそっくりなのはもちろん、劇中のポージングやアイキャッチ、有名なイラストなど、あらゆるポージングを見事に再現しきっていることも特筆すべき点といえるだろう。
これまでも何度もファンを驚かせてきた、ROBOT魂<SIDE MS> ver. A.N.I.M.E. シリーズ。君は幾度、刻の涙を見るのか? この先もその展開から目が離せない。
もうひとつのZ(ゼータ)、登場!
さまざまなクリエイターの手を介し『超合金の良さ』と『作品に応じたデザインアレンジ』が融合した究極を追求する完成品トイブランド「METAL BUILD」に、ゼータガンダムが登場。『機動戦士Ζガンダム A New Translation』にてメカニカル作画監督を務めた仲盛文氏をスタイリングアドバイザーに迎え、デザイン・機構をアストレイズが担当。METAL BUILDシリーズならではの豪華クリエイター布陣で、可変超合金トイの新たなるゼータガンダムに挑む。頭部の大きさ、胸の小ささなど、アニメ設定画に近いシルエットに、これまでにない変形シークエンス、ふくらはぎスラスターカバーの展開や、ビーム・ライフルの伸縮にフライングアーマーへの懸架など、これまでにない試みも盛り込んだ“新訳”ゼータに期待が高まる。月刊ホビージャパンでは2025年4月号以降、開発スタッフインタビューも交え、本商品の魅力に迫っていきたいと思う。乞うご期待!!
METAL BUILD ゼータガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部●44000円、4月予定
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