HOME記事キャラクターモデル筆塗りの達人・清水圭がパンヘッドを作例オリジナル設定で製作! 骨太な突撃特化型に仕上げる!!【ティタノマキア】

筆塗りの達人・清水圭がパンヘッドを作例オリジナル設定で製作! 骨太な突撃特化型に仕上げる!!【ティタノマキア】

2025.02.04

パンヘッド R8【グッドスマイルカンパニー 1/48】 月刊ホビージャパン2025年3月号(1月24日発売)

▲ヘッドのメインカメラをエポパテで、サブカメラをプラ板でカバー。アンテナとスモークディスチャージャーはオミットして、ブレードアンテナを新設した

▲胴体は両肩のサブカメラをプラ板でカバー

▲コトブキヤM.S.Gからパーツを組み替えて使用。無改造でキットのハンドパーツに持たせられた

▲ガトリングガンは弾倉位置を下側に変更。脚部や前腕、肩アーマー上部に接続が可能

▲コクピットは戦闘機などを参考にプラ材で簡単にディテールアップ

▲ヒザアーマー(白い部分)をプラ板で一体化し、ディテールを追加した
▲つま先は短くカットし、プラ板で塞いでいる

▲腰アーマーパーツはハンドルバーをオミット。開口している裏側含めてプラ材でディテールを追加した

▲デカールは上から塗料を乗せて退色表現を追加した
▲写真左からサフ状態、基本色の1色目塗装状態、基本色の2色目塗装状態。少しずつ色が乗っていく過程が分かるだろう

 『ティタノマキア』のリーパー3機バリエーション発表の際、ダントツで作りたかったのがこのパンヘッドでした。肩に載った大型のスラスターと低く構えたヘッドパーツが他のリーパーとは一線を画すいかつさで非常に魅力的です。パンヘッドは強行偵察を任務とする機体ですが、非常に「硬そう」なデザインを活かして、今回は突撃型に特化した機体バリエーション「R8型」として製作してみました。
 基本的には装甲強化の方向で進めます。キットの詳細を知るまでは肩スラスターの前面フィンに装甲を追加しようと思っていたのですが、キットにはきちんとカバーパーツが付いていました。さすが!
 ヘッドのメインカメラはエポパテで埋め、塊感のあるデザインに変更します。大型アンテナとスモークディスチャージャーもオミットしてプラ板で小型のブレードアンテナを新設。脆弱なイメージのある光学カメラ類はプラ板でカバー、外部状況を確認する各種センサーというイメージです。
 塗装は水性ホビーカラーの筆塗り。下地としてガイアノーツ「メカサフグレー」塗布後、各カラーをColoring Dataの1色目、2色目と重ねてカラーを表現しています。今回は設定カラーを基本に、アメリカ海軍機のハイビジ塗装をイメージしてみました。
 基本塗装終了後、大戦機用デカールなどを流用してデカール貼り。タミヤエナメル「ダークグレー」でスポンジチッピングを行い、プレミアムトップコート「半光沢」で保護。タミヤスミ入れ塗料「ダークブラウン」でウォッシング、拭き取りをしてから銃口部のスス汚れをタミヤウェザリングマスターB「スス」で追加、スラスター部の焼けなどA「ライトサンド」、B「スス」で、足周りのホコリ汚れをA「ライトサンド」で追加してフィニッシュです。

グッドスマイルカンパニー 1/48スケール プラスチックキット“MODEROID” SIDE:R パンヘッド使用

パンヘッド R8

製作・文/清水圭

MODEROID SIDE:R パンヘッド
●発売元/グッドスマイルカンパニー●5500円、発売中●1/48、約12cm●プラキット


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