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パーツの“グラデーション塗装”に挑戦してみよう!ギルティプリンセス「下着素体娘ジェリー」でその方法をレクチャー

2025.01.20

パーツのグラデーション塗装に挑戦!!

下着素体娘ジェリーのプラモデルのメイン画像

 Tony×マックスファクトリーのプラモデル企画『ギルティプリンセス』の新情報をお届けする本コーナー。今回は『ギルティプリンセス』をはじめ、多くのプラモデルを塗装にも役立つテクニックとして“グラデーション”塗装をご紹介しよう。特にギルティプリンセスのキットは髪や尾の毛束の流れが作り込まれたものが多いので、手を加えるにはうってつけの部分。ここではガールズプラモに造詣の深いモデラーけんたろうがレクチャーしてくれた。

マックスファクトリー プラスチックキット“PLAMAX” GP-05

下着素体娘ジェリー

製作・文/けんたろう


尻尾のグラデーション塗装

下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像1
▲ 色の選定から。ブラック、タン、レッドブラウン(+ホワイト)の組み合わせでグラデーションを作ってみよう
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像2
▲ タンにブラックを加えて濃いめのブラウンを塗る。全体に塗ることで、このあとの色の深みを出す、食いつきを良くできる
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像3
▲ 次にタンのみで毛のふんわりした中央は明るく、くねっと巻いた部分は暗く残す
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像4
▲ タン部分の中心に、タン+レッドブラウン+ホワイトをさらに明るい場所を作るように塗布。もっとも高い位置を明るくようイメージ
下着素体娘ジェリーのプラモデルの尻尾のアップ画像
▲ 塗装後の尻尾。ふんわりと柔らかな毛並みの尻尾となった。まずはシンプルな形状のパーツでチャレンジしてみよう

髪はハイライトを意識する

下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像5
▲ 同じく髪の塗装をしてみる。ここはカラー選択も同様に、パーティングラインを処理してから塗装しよう
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像6
▲ 尻尾と同じく、全体をタン+ブラックで塗布。その後それぞれの毛束の中央をタンにて塗装する
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像7
▲ 毛束の境目には下地の濃い色を残すように塗ってみよう
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像8
▲ 仕上げとして頭のハイライトを塗るときは、「天使の輪」をイメージして髪のトップ部分を一番明るい色で塗装
下着素体娘ジェリーのプラモデルの髪の毛のアップ画像
▲ 髪の奥まった部分は濃く、パーツの隆起に合わせて明るい色としてグラデーションが入った

金髪に応用してみよう

下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像9
▲ アリスの金髪で応用! カラーはタンとマイスターイエロー、ホワイトを用意
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像10
▲ 全体にタンを吹き付けてから、マイスターイエローに少々タンを加えた色で重ねる。深いところにタンを残すのがコツ
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像11
▲ さらに明るい金髪を目指し、髪の流れの凸部分にマイスターイエロー+ホワイトを乗せる
下着素体娘ジェリーのプラモデルの製作プロセスの画像12
▲ さらにもう一段白を足して、さらにハイライトを入れると見映えがアップ。4段階のグラデーションを行ってみた
ギルティプリンセスアリスのプラモデルの金髪のアップ画像
▲ 完成した金髪のグラデーション。ウサ耳も同様の塗装で、雰囲気も合わせて見た。こちらを参考にグラデーションにぜひ挑戦してほしい

マックスファクトリー プラスチックキット“PLAMAX” GP-05

下着素体娘ジェリー

製作・文/けんたろう


コスプレイヤーもえこのおさげのイラスト

今回もコスプレイヤーもえこちゃんで、ちょっと趣を変えて長袖バージョンにしてみたりな感じです。このキャラの髪型をおさげにしたのは、雑誌の制服グラビアなどを眺めていて、やっぱりセーラー服に合わせる定番イメージとしてぴったりなのはこれかなと。そんな中この髪型って「おさげ」と呼ぶので合ってるよねと、ちょっぴり不安になって調べてみたら「おさげ髪」はかつて女学生に義務付けられていた時代もあったというので、なんか真面目なイメージのキャラづけに使ったりされるように本来は三つ編みのことを言うみたいですね。おさげ髪と呼ぶのは広義では正しいみたいだけど、編まない場合は「二つ結び」という方がしっくりくるようです。最近ではアンダーツインテールなんて洒落た呼び方をしたりすることもあるとかなんとか。まあでも個人的には「おさげ」という言い方が一番馴染むかな。

イラスト・文/Tony

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