今回は現在開発進行中の「HI-METAL Rファッティー」のスタッフからのスペシャル・コメントを紹介しよう。_{（構成・文／池田元気、五十嵐浩司[TARUKUS]）}

---

　今回、「HI-METAL R ファッティー」の商品化決定を記念して、商品企画に協力しているアーミックの開発スタッフからコメントをいただいた。開発の進捗はもちろんのこと、造形やカラーリング、商品仕様などの最新情報をどこよりも早くお届けしよう！

▲▼▲

Q.HI-METAL R ファッティーの商品化の経緯を教えてください。

A.HI-METAL Rレッドショルダーやターボカスタムが好調で、かつ全日本模型ホビーショーでファッティーを参考出品で展示した際に評判が良かったことを受けて急遽、発売が決まりました。そして「TAMASHII NATION 2024」で商品化を発表する流れとなったんです。

Q.数あるATの中からにファッティーが選ばれた理由をなんだったのでしょうか？

A.「スコープドッグ（宇宙戦仕様）」が出るとなると敵機は当然、必要になるだろうということで、バララント軍のファッティーを提案しました。

Q.HI-METAL R ファッティーの開発状況はどれくらいですか？

A.現在、開発状況の進捗は25％です。「TAMASHII
NATION 2024」に展示したディオラマで使用したファッティーは、ボリュームを確認する外観検討モデルとなる１次試作になります。これから内部機構を入れていき、それに合わせて調整して煮詰めていくので外観も結構変わっていきます。

Q.造形はどういう風に設計していきますか？

A.バララントの機体なので、スコープドッグとは少し違う面取りを考えてデザインしています。名前も「ファッティー」なので、どこまで太らせるか悩ましいところですね（笑）。設定画に寄せたデザインにはしていますが、アニメ劇中に合わせて、もうちょっと太ましくしてもいいかなと思いながら出力中です。

Q.カラーリングはどうなりますか？

A.ファッティーはスコープドッグと違って薄いカラーリングなので、マーキングが映える機体なんです。なので、できればマーキングも入れていきたいです。ほかのATと比べてファッティーは色数が少ないので情報量を盛り込めるよう検討しています。

Q.武器などの付属品の予定はどうなりますか？

A.ディオラマにあったカタパルトランチャーやハードブレッドガンのほかに、製品に付属するかはわかりませんがアタッチメントに使う作業用アームなどを設計してます。

Q.ファッティーには既存アイテム付属のアクションフィギュアを乗せることはできますか？

A.劇中でもキリコやフィアナが乗っているので、搭乗できるようにしようと思っています。これまでもパイロットが乗せられるボトムズの立体物がありますが、可動フィギュアとなるとスケールが大きくなっていました。HI-METAL Rは、可動フィギュアを乗せられるシリーズとしては最小サイズなんですよね。実際にスタート時点でのコンセプトも可動フィギュアが乗せられる最小スケールとして始まったんですよ。

---

＼この記事が気に入った方はこちらもチェック!!／

©サンライズ