HOME記事キャラクターモデルついにキット化した「HGガンレオン」!変身ギミックを最大限に活かす工作で製作!【スーパーロボット大戦OG】

ついにキット化した「HGガンレオン」!変身ギミックを最大限に活かす工作で製作!【スーパーロボット大戦OG】

2025.01.22

ガンレオン【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2025年2月号(12月24日発売)

マグナモード

▲封印されていたガンレオンの真の姿「マグナモード」に変身。全身のユニットが展開し、翼を持つ獅子のような姿に変わる。キットは頭部、前腕、フロントアーマー、ヒザパーツなどが差し替えとなるものの、胸部装甲や背部ウイング、つま先の変形は差し替えなしで展開する
▲様相が一変する頭部は、丸ごと差し替えとなっている
▲マグナモード時に手甲に取り付けるパーツは、接続ピンを切り取りネオジム磁石による取り付け方式に変更
▲胸部中央の翼状パーツの先端は細い真鍮線をドリルで挿し、それを芯にしたシアノンで先端を延長。最後にヤスリで削り込んで先端を尖らせた
▲ライアット・ジャレンチの重量を支えるアクションベースを併用することで、必殺の「ザ・ヒート・クラッシャー」も再現可能

■基本工作と塗り分け
 全体がカッチリとした印象になるようにパーツ全体をヤスリがけして面を整え、600番のペーパーで磨きます。また各モールドの彫り直しの他、マスキングでの塗り分けがシャープに仕上がるように、塗り分ける境界線にもスジ彫りを入れています。
 作例は全塗装していますが、部分塗装で仕上げる場合は塗料の乾燥後にナイフ等で余分な箇所を優しく削って塗り分けラインを整えるとよいでしょう。水性ホビーカラーで細部を塗れば、台所用中性洗剤ではみ出した部分を拭き取れるのでさらにイージーに塗り分けられるかと。

■ディテールアップ
 控えめにではありますが各部位にスジ彫りでパネルラインや、ドリルで丸穴ディテールを追加。また股間中央ブロックや脇腹には太めのスジ彫りを入れ、わずかに露出するフレームをイメージして市販3Dプリントパーツを埋め込み精密感を高めました。
 その他、各所にある既存の丸いディテールはメタルパーツに置き換えたり、エッチングパーツの埋め込み等でディテールアップしています。

■肉抜き等の処理
 肉抜きや裏側が空いているパーツは、プラ板やパテ、3Dプリントパーツ等を埋め込みました。また各武装は持ち手のピンとグリップのダボの噛み合わせで保持する仕組みなので、ダボが割と目立ちます。ここは取り外しできる厚さに調節したプラ板を挿し込んで穴埋めしました。

■カラーレシピ
イエロー=NAZCA マンダリンオレンジ+NAZCA マンダリンイエロー+ガイアカラー ピュアホワイト
ブラック=NAZCA フロストマットブラック
ダークグレー1=339番 エンジングレー
ダークグレー2=331番 エクストラダークシーグレー
ホワイト=NAZCA ニュートラルホワイト
ライトグレー=HJモデラーズカラー VALライトブルーグレー
ツインアイ等=138番 クリアーグリーン+48番 クリアーイエロー極少量(シルバー下地)
メタリック=バーチャロンカラー フレームメタリック[1]

BANDAI SPIRITS ノンスケール プラスチックキット “ハイグレード”

ガンレオン

製作・文/オトカワ

HG ガンレオン
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●6050円、発売中●約15cm●プラキット


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ⓒSRWOG PROJECT

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