HOME記事ガンダム白いボディに金の装飾「HGブラックナイトスコード カルラ」をキットレビュー! 劇中の優美な姿をさらに追及して製作【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

白いボディに金の装飾「HGブラックナイトスコード カルラ」をキットレビュー! 劇中の優美な姿をさらに追及して製作【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

2025.01.01

NOG-M2D1/E ブラックナイトスコード カルラ【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2025年2月号(12月24日発売)

▲ウイングエフェクトはPETシートを採用。サハスラブジャは別売りのアクションベースを使用することで浮遊状態でディスプレイが可能。8基分、計16本のビーム刃が付属する
▲写真右上のパーツがウイング展開時の差し替えパーツ。サハスラブジャはすべて着脱可能で、側面の可動パーツにビーム刃を装着できる。また、中央部のパーツを外すとアクションベース接続用の3mm穴が露出する
▲サハスラブジャのプラットフォーム基部は成型都合で甘くなっている側面のパネルラインモールドを彫り直し、左右にある小さいノズルは市販パーツでディテールアップ。下側の突起裏側に肉抜きがあるので、エポパテで埋めてからプラペーパーで凸モールドを追加した
▲サハスラブジャは側面の合わせ目を接着処理。左右のビーム発振部は取り付け部をC字加工して後ハメ化した

▲プラットフォームのサハスラブジャ受け口は塗膜剥がれ防止のために、内側を削り込んでいる

▲キット素組み(左)との比較。各部シャープ化と合わせ目の調整を行ったことでラインがつながり、より設定画のイメージに近づいている。また、キットの成型色は白だが、設定画を見ると光沢のあるライトグレーといった印象なので、白とブルーグレーを調色したものにパールホワイトでコートすることでメタリック調に仕上げている

■複座タイプのMS
 キットは金の装飾が別パーツになっているので未塗装でも充分かっこいい仕上がりになります。作例は設定画のイメージに寄せるために各部の合わせ目を処理しています。ひと手間加えてパネルラインにしてみるのもよかったのですが、設定画のような形状にしたかったのであえて修羅の道を選ぶことになった次第です。別売りのアクションベースと「水星の魔女 ウェポンディスプレイベース」を用意すればいろいろなディスプレイを楽しむことができるでしょう。下記補足事項です。

■頭部
 こめかみの機銃は0.6mm径のドリルで奥まで開口して立体感を強調しました。額カメラ周りの金のパーツは上部を削り込んでシャープに整形しています。

■胴体
 肩付け根のボールジョイントは基部の肉抜きを瞬間接着パテで埋めました。超高インパルス砲の開閉パーツは塗膜剥がれ防止のために干渉部を削って調整するとよいでしょう。

■脚部
 スネパーツは関節パーツを組み込んでから前後の合わせ目を接着処理。ヒザアーマーとアンクルアーマーはスネ側の軸受けを加工することで後ハメ化しています。

■塗装
 外装のライトグレーはパールホワイトで軽めにコートしてややメタリック感を出してみました。塗料はGSIクレオスのMr.カラー、フィニッシャーズのフィニッシャーズカラーを使用。
ライトグレー=ファンデーションホワイト+ブルーグレー→パールホワイト
白=MSホワイト
装飾金=ファインシルバー+クロームシルバー→クリアーイエロー+クリアーオレンジ
関節等=GXレッドゴールド→クリアー光沢
ビームシールド青=パープル+ピンク→パールブルー
サハスラブジャ青=フタロシアニンブルー+ピンク→パールブルー
ビームライフル=ネイビーブルー+ホワイト+スカイブルー
 希釈したエナメル塗料で各部をスミ入れ。デカールはHJモデラーズデカール コーションB、マーキング01を使用。金塗装以外はスーパースムースクリアーつや消しでトップコートしています。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードコズミック・イラ”

NOG-M2D1/E ブラックナイトスコード カルラ

製作・文/JUNⅢ

HG ブラックナイトスコードカルラ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●4070円、発売中●1/144、約13.5cm●プラキット


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JUNⅢ(ジュンゾウ)

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