HOME記事キャラクターモデル『機甲戦記ドラグナー』ドラグナー3(D-3)HGキット化!シャープ仕上げ+特徴の胸部センサーをディテールアップ

『機甲戦記ドラグナー』ドラグナー3(D-3)HGキット化!シャープ仕上げ+特徴の胸部センサーをディテールアップ

2024.12.16

ドラグナー3 リフター3装備タイプ【BANDAI SPIRITS 1/144】●ネコアシ 月刊ホビージャパン2025年1月号(11月25日発売)

待望の電子戦特化機をシャープ仕上げ+センサー類を煌めかせる

ドラグナー3 のプラモデルのメイン画像

 『機甲戦記ドラグナー』(1987)の登場メタルアーマー(MA)のなかでも、ひと際異彩を放つドラグナー3(D-3)。電子戦特化機であることが端的にわかるレドームそのものの頭部は、今なお語り継がれる名デザインだ。そんなD-3が、先に発売されたHG ドラグナ−1と同様のフォーマットでめでたくHGキット化。リフターや光子バズーカなどのオプションも潤沢に詰め込まれた、極上のパッケージとなっている。今回はそんな逸品を丁寧に製作。最大の特徴である胸部センサー類を輝かせるなどの技を駆使して、キットの魅力をさらに引き出している。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード”
ドラグナー3 リフター3装備タイプ

製作・文/ネコアシ


ドラグナー3 のプラモデルの全体画像1
▲ ドラグナー3は、索敵、電子戦、戦闘指揮に特化したMA。通常MAの数倍の長距離感知能力を備え、敵コンピュータへのハッキングや、ジャミング能力といった特種能力でドラグナー1、ドラグナー2を支援する。その一方で戦闘能力は控えめで装甲も薄く、直接戦闘には向かない。キットは差し替えで通常仕様と大気圏内用増加装備「リフター3」仕様をスイッチ可能。可動範囲がとにかく広いため設定画のポーズもご覧の通り!
ドラグナー3 のプラモデルの全体画像2
ドラグナー3 のプラモデルのアップ画像6
▲ 頭部センサーは可動式となっており、ぐるっと全周回転させられる
ドラグナー3 のプラモデルのアップ画像1
▲ 胸部センサー類は隙間にプラ材や市販パーツを詰め込んでディテールアップ&センサー部にUVレジンを盛り、透明レンズ風に表現した
ドラグナー3 のプラモデルの全体画像3
▲ 月刊ホビージャパン2024年5月号掲載、HG ドラグナー1(製作/只野☆慶)と。HG ドラグナーシリーズも好調なラインナップが続く。D-2、各カスタム、そしてドラグーンの再キット化なるか…?
ドラグナーのプラモデルの全体画像4
ドラグナーのプラモデルの全体画像5
ドラグナー3 のプラモデルのアップ画像2
▲ リフター3は差し替えで脱着。通常状態で使用する背部スラスターは、スライドギミックでフタが開閉して露出する

素組み

ドラグナー3 のプラモデルのアップ画像3

作例

ドラグナー3 のプラモデルのアップ画像4

▲ 設定上D-3は2連25mm機関砲を搭載していないので、ハンドパーツのモールドを削り落とした

ドラグナー3 のプラモデルの製作のプロセス画像3
▲ 肩アーマーの工作。側面スラスターをくりぬき、スリット入りプラ板を埋め込んでディテールを追加(写真左側)
ドラグナー3 のプラモデルの製作のプロセス画像2
▲ リフター3を装備するとどうしてもリアヘビーになってしまうため、転倒対策としてつま先にオモリの鉛テープを詰めた(写真右側)
ドラグナー3 のプラモデルの製作のプロセス画像3
▲ 頭部レドーム可動部面の上下に、0.5mmプラ板から切り出したリング×2をはさみ込み。これで計1mm縦の厚みを増やした
ドラグナー3 のプラモデルの製作のプロセス画像4
▲ D-1と共通のムーバブル・フレーム。太モモや前腕など外装から露出する部分が多いので、メタリックカラーでシリンダー等を丁寧に塗り分けた
ドラグナー3 のプラモデルの製作のプロセス画像5
▲ 50mmハンドレールガンLPS3型のキャリングハンドルを一度切り離して真鍮線で着脱可能に。これで合わせ目消し&塗り分けの利便性が向上する
▲ 光子バズーカは画像のダボをC字に切り欠くことで後ハメ加工して合わせ目消し
ドラグナーのプラモデルの全体画像6
▲ ドラグナー各機の共通装備であるアサルトナイフ×2ももちろん付属

ⓒ創通・サンライズ

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