HOME記事イベント『フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦』メイキングレポート!「ゴジラ・フェス 2024」にて上映されたの緊張と迫力ある撮影現場の模様もお届け!

『フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦』メイキングレポート!「ゴジラ・フェス 2024」にて上映されたの緊張と迫力ある撮影現場の模様もお届け!

2024.12.01

ゴジラ・フェス 2024 レポート 月刊ホビージャパン2025年1月号(11月25日発売)

フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦 メイキングレポート

フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングのメイン画像

 ゴジラ・フェス2020より毎年公開され、サプライズ的な怪獣チョイスとアナログ特撮の醍醐味が詰まった映像でファンを沸かせてきた『フェス・ゴジラ』シリーズ。その集大成を思わせる最新作『フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦』がゴジラ・フェス2024にて上映された。本作のトピックはなんといってもキングギドラの登場。そしてこれまで以上にダイナミックな怪獣たちのバトル! まさかのジェットジャガー新兵装登場の折には、会場から大歓声が響いた。そんな本作の撮影現場を本誌が取材。ビル壊しも行われ、年々スケールアップしていく撮影の裏側をお伝えしたい。

(執筆/清水俊文、撮影/加藤文哉)


ゴジラ

フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像1
▲ ゴジラ役は前作に続いて登板の松本直也氏。フェス・ゴジラシリーズでおなじみのスーツアクターだ。スーツをかぶる前に、セットの確認をしている
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像5
▲ 細い角材を使用して、熱線の方向を確認している。このようにして、合成後の映像を想定しながらカメラアングルやアクションを決定していく
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像2
▲ 進撃するゴジラ。足元にはホコリを噴出し、臨場感を出している。歩道橋やガードレールなど、細かい部分まで作り込まれたミニチュアに注目したい
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像6
▲ 熱線を吐いた瞬間。青いライティングと、口内に仕込んだライトで熱線を表現している。この映像にCGで熱線と背ビレの発光が合成されるのだ
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像4
▲ キングギドラとの激闘シーンの撮影。アップ撮影のため、キングギドラの首はスーツから外されギニョールとして使用されている
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像3
▲ ゴジラはこれまでのシリーズ通り『ゴジラ FINAL WARS』で使用されたオリジナルスーツ(アクション用)を使用。20年前のスーツであるが、造形の若狭新一氏によって入念に補修・メンテナンスが施されているため当時の姿を保っている

ジェットジャガー

フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像7
▲ 段取り中の一枚。ガイガンの爪「Gクロー」を取り付けた状態でバトルの段取りを確認し、カメラのアングルを決めてから周りのビルを飾って撮影に入る
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像10
▲ 本番間近のリハーサル風景。前作に引き続きジェットジャガーを演じたのは齊藤謙也氏
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像9
▲ ジェットジャガーとキングギドラのバトルシーン。キングギドラのスーツの胸部に穴をあけ、Gクローを固定させて撮影された
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像13
▲ 大きくジャンプして飛びかかるジェットジャガー。右のトランポリンを使用して、大掛かりなアクションシーンが撮影された
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像12
▲ こちらは空中で回転するジェットジャガー。ステージの天井にワイヤーを張り、操演スタッフが引っ張って持ち上げるワイヤーアクションだ
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像8
▲ キングギドラを力の限り押さえつけるジェットジャガー。キングギドラの首、そして翼に張られたピアノ線の仕掛け具合が良く確認できる
フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦のメイキングの画像11
▲ ジェットジャガーの頭部のアップ。保存されていた『ゴジラ対メガロ』(73年)のオリジナルマスクを型取りし、若狭新一氏によって忠実に再生されたものだ

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