HOME記事キャラクターモデル史上初のGTMプラキット、VSMSダッカス塗装作例!「ツインスイング」機構など斬新な設計のレビューや組み立てのワンポイントを解説【ファイブスター物語】

史上初のGTMプラキット、VSMSダッカス塗装作例!「ツインスイング」機構など斬新な設計のレビューや組み立てのワンポイントを解説【ファイブスター物語】

2024.12.05

ダッカス・ザ・ブラックナイト【ボークス 1/100】●桜井信之 月刊ホビージャパン2025年1月号(11月25日発売)

DACCAS the Black Knight

ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルのメイン画像

 ボークス新プラキットシリーズ「VSMS(VOLKS SUPER MODELING SERIES)」第1弾となる、黒騎士「ダッカス・ザ・ブラックナイト」がついにリリースされた。半完成品モデル「カイゼリン」で採用された新機構「ABSOMEC」とは異なる設計思想を基に、全245点とシンプルなパーツ構成ながらも「ツインスイング」機構特有の「ねじれ」までも徹底再現した斬新な設計に目を見張る。作例はこれまでも数多くのGTMキットを手掛けてきた桜井信之が担当。キットの特徴はもちろん、クリアー外装の整形などちょっとした攻略ポイントまで解説してもらった。

製作・文/桜井信之


史上初のGTMプラキット、ダッカスを攻略する

ボークス 1/100スケール プラスチックキット “VOLKS SUPER MODELING SERIES”
ダッカス・ザ・ブラックナイト

ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルの全体画像1
▲ キットはクリアーダークグリーンとブラウンメタリックの2色成型。パーツ数は245点。未塗装でも組み立てるだけで騎体のイメージを楽しむことができる
ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルの全体画像2
ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルのアップ画像1
▲ レジンキットの1/72から1/100にスケールダウン、さらにプラキットとなってもディテールの精密さは変わらずの素晴らしさ。外装は半透明成型を最大限に活かすため、未塗装のまま紙ヤスリによる磨きだけで仕上げている。光の加減で薄っすらと透けて見えるのが確認できるだろう
ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルのパーツの画像
ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルのアップ画像2

▲ 腕も巧みなパーツ分割で合わせ目が露出しない構造。上腕は太モモパーツとともに一体成型となっている

ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルのアップ画像3
▲ 太モモやスネ外装パーツも未塗装の磨きのみ。ブラウンメタリック成型のフレームとつま先はメタリックカラーで仕上げている

ツインスイング機構の内部公開!

ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルのパーツの画像2
ダッカス・ザ・ブラックナイトのプラモデルのパーツの画像3

▲ ヒジとヒザ関節はツインスイング機構が採用されている。関節中央部分でスライド可動、スネ側に回転軸が設けられている。シンプルながらよく考えられた構造だ

©EDIT ,All rights reserved.

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

桜井信之(サクライノブユキ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2025年1月号

ご購入はこちら

月刊ホビージャパン2024年12月号

ご購入はこちら

月刊ホビージャパン2024年11月号

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー