メガミデバイス「PUNI☆MOFU マオ」塗装面を重視した製作でイラストテイストを表現! 参考になるテクニックたっぷりの作例をご覧あれ
2024.11.23 ハイこんにちは寝太郎です。今回は低身長となった素体マシニーカBlock2-SのPUNI☆MOFU マオを作ってみました。BUSTER DOLLシリーズに続き、シンプルな構成で2時間ほどあればサラサラっと組めちゃいます。
S型の素体はM型に比べて小さくタイトなパーツ構成にも関わらず、M型と同等の可動域と美しいプロポーションで非常に素晴らしいです。メガミデバイスはこの素体の進化を体感するのも楽しみのひとつですよね。
キットはそのまま手を加えずに作ってもめっちゃかわいくできていますので、一部合わせ目が見える箇所の処理をする程度に留めています。
仮組み時に関節の硬さを調整しながら組むのですが、その際に身体の先端にいくほど気持ち緩めにしておくとポージングの際に破損リスクが抑えられるだけでなく、ストレスなく柔らかに動かすことができるのでオススメです。ただし、重量のある武器を持たせる場合は注意が必要です。また塗装の際に関節部に塗料が付着してしまうと塗膜で関節がきつくなってしまい破損の恐れがありますので、面倒でもこまめなマスキングを忘れないようにしましょう。軸穴はキットのランナーをカットして差し込んで塗料が入り込むのを防いでいます。
今回はBLADEさんらしさを表現するためパステル調で塗りました。調色する際すべてを白多めにして明度高めで仕上げると全体的に柔らかな印象になる反面、立体物としての見せ場が散漫となってしまうため、ピンクは思いっきりパステルに振りつつも、黄色は彩度を高めにし、白色はパールを入れ、茶色はチョコレートのような色味とすることでメリハリを付け、模型的な演出をしています。
髪の毛や肌はグラデーション塗装をすることで立体感を強調するようにしていますが、1色のみで表現しています。やり方はとても簡単で、最初に影になる箇所にベースカラーを吹いたあと、クリアーを足したものを全体的に吹くと勝手にグラデーションになってくれます。
フェイスパーツはデカール仕上げ。左右の組み合わせ方でウインクとかもできるので自分だけの表情作りも楽しいですよ。デカールの段差はクリアーを厚く塗ったあとヤスリで削り、さらにクリアーを吹くことで平滑になります。その後ツヤ消しをしてパステルを削った粉でメイクをしていきます。チークの色や入れる箇所はデザイナーのBLADEさんの女の子イラストを参考にし決めました。
ぜひ皆さんも可愛く仕上げてみてくださいね~!
塗装レシピ
装備のピンク=クールホワイト+ピンク(サイバーフォーミュラカラー)(5:5)
髪のピンク=クールホワイト+ピンク(サイバーフォーミュラカラー)(4:6)
黄=橙黄色(ガイアノーツ)+クールホワイト(7:3)
茶=レッドブラウン(ガイアノーツ)
肌=プラスチックフレッシュ
オーバーコート
白=ムーンストーンパール
肌=スムースパールコート
他=スーパースムースクリアー
コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット“メガミデバイス”
PUNI☆MOFU マオ
製作・文/寝太郎23
メガミデバイス PUNI☆MOFUマオ
●発売元/コトブキヤ●5940円、発売中●1/1、約13.5cm●プラキット
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© KOTOBUKIYA ©Masaki Apsy ©Toriwo Toriyama
寝太郎23(ネタロウニーサン)
緻密な塗装とデジタルツールを武器にマルチに活躍するモデラー。自宅のガレージで作業するほどの車好き。