HOME記事キャラクターモデル「HG 超魔神龍神丸」設定画イメージを追求して大改修! 末端肥大なこだわりのプロポーションに仕上げる!【超魔神英雄伝ワタル】

「HG 超魔神龍神丸」設定画イメージを追求して大改修! 末端肥大なこだわりのプロポーションに仕上げる!【超魔神英雄伝ワタル】

2024.10.31

超魔神龍神丸【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2024年12月号(10月25日発売)

ファン待望の大型キットをこだわりを込めて製作

 TVアニメ『超魔神英雄伝ワタル』(1997)より、劇中最終盤に登場した超魔神龍神丸の作例をご覧いただこう。本モチーフは、放送終了から四半世紀が経とうとしていた2022年にHGブランドから満を持して“初”プラキット化された。今回は2024年10月31日刊行予定の「ホビージャパンエクストラ 特集:サンライズデフォルメロボ」と連動し、この大型キットに『ワタル』シリーズファンの朱凰が挑戦。設定画のイメージを追求して大改修を加え、こだわりを強めたプロポーションに仕上げている。件の「ホビージャパンエクストラ」では、本作をはじめサンライズデフォルメロボの模型作例が集結しているので、乞うご期待!

秋のホビージャパンエクストラは『ワタル』『グランゾート』『リューナイト』特集!

ホビージャパンエクストラ
特集:サンライズデフォルメロボ
●A4判●定価:1,870円●10月31日予定
※電子版も同時配信予定

ご購入はこちら

▲超魔神龍神丸は、第七界層の勾玉の力で誕生した龍神丸の最強進化形態で、最後の敵・アンコクダーとの決戦時にその姿を現した。登場が番組最終盤ということもあってか、放送当時の玩具展開にはラインナップされず仕舞いだっただけに、四半世紀ぶりの初プラキット化に湧いたファンも多いことだろう。キットの肩アーマーを広げた横幅は優に30cmを超え、尻尾も25cmと、横にも前後にも長いという圧倒的なボリューム感が特徴的。シール+パーツ分割によりカラフルなカラーリングも意欲的に再現されている
▲フェイスパーツは基部の黒い土台パーツを前後に約2mm短く加工し、顔がヒサシよりも若干奥に入るよう調整
▲肩の前後にある金色パーツは裏側端部を斜めに削り込んでシャープ化し、裏側の肉抜き穴はパテで埋めた。肩鎧側面の円形の白いパーツの外周には1mmプラ棒を貼り付けて大型化。肩正面の龍の紋章部分は紋章パーツの段差を埋め、ツライチになるようヤスリがけしている

▲靴の金部分を前後に切り離し、プラ板で約5mm延長。クサビ型のプラ棒を中央合わせ目に挟んで後ろに広がるよう加工後、全体をパテで盛ってならした。かかとも上下左右にプラ板をはさみ込み大型化している。スネ下部が細く感じたので、プラ板で枠を作り、ポリパテを盛って前後に幅増し。キットの足首関節を省き、ダブルボールジョイント接続で足全体の長さを短縮化した

▲胸前方下部を裏打ちしつつ削り込み、股間部の外装も約5mm程度詰め、肩のダクト周囲を斜めに削り込み胴体全体が小さく見えるよう調整。股間軸ブロックも胴体との接続軸下部を1mmほど短くして再接着した

Ⓒサンライズ Ⓒサンライズ・R Ⓒ伊東岳彦/集英社・サンライズ

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

朱凰(スオウ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2024年12月号

ご購入はこちら

ぜんぶ塗らない模型製作のススメ

ご購入はこちら

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー