「MODEROIDエーデルシュタインⅡ」肉抜きや段落ちディテールの処理で注目のニューアイテムをさらに引き立てたレビュー作例!!【ティタノマキア】
2024.10.26SIDE:GR エーデルシュタインII【グッドスマイルカンパニー 1/48】 月刊ホビージャパン2024年12月号(10月25日発売)
注目のブランニューキットを肉抜きや段落ちディテールの処理などでさらに引き立てる!
マルチな活躍を見せる、月刊ホビージャパンでもおなじみのプロモデラー・NAOKIプロデュースによる、オリジナルコンテンツ『ティタノマキア』より、MODEROIDシリーズ2アイテムが同時リリース。今回はその2体を同時レビュー。まずは10m級大型人型兵器αグレードグリムリーパー、エーデルシュタインII(ツヴァイ)。キットはフルカラー成型のスナップフィットモデル。組み立てるだけでNAOKIが描く設定画稿に近い仕上がりになる。作例はファーストレビューということもあり、キットの素性を活かし設定通りに製作。個人的に気になる肉抜きや段落ちディテールの処理などを中心に手を加えている。
■待望のメカキット!
今回のお題はNAOKIさんの手掛けるオリジナルコンテンツ『ティタノマキア』より、MODEROID エーデルシュタインIIです。待望のメカキットで待っていたファンの方も多いのではないでしょうか。キットは組みやすいランナーの配置ながら、ディテールを活かすために相当攻めたパーツ分割になっていて気合の入れ具合が分かります。本体は合わせ目が出ないように工夫されていて弄るところがないのですが、個人的に消したい段落ちディテールや武器の肉抜きがあるので、そのあたりに手を入れてみました。
■工作
ところどころ、ダボの勘合のきつい部分があるのでダボの先や受け側をカットしています。胸の上面の小さい羽の付いたパーツをギュッと無理やり押し込んで羽を折ってしまったので、注意して後ハメ。コクピットブロックのハッチ開口部や左右のブースターユニットのフィンなど、金型の抜きの関係上若干気になるところがあったので、プラ材を使い調整しています。
ヒザ横のブースターユニットの裏側をプラ板で塞いでいます。ライフルやブレードのグリップに肉抜きがあるので、こちらもプラ板などで埋めています。
組み替えて楽しめるように各部に3mmの穴が開いているのですが、使わない穴はM.S.GのディテールカバーAを使用し埋めています。穴はドリルで貫通させておき、必要な時は裏側から押して穴埋めパーツを取り外しできるようにしています。
■塗装
特に変わったことはしていないのですが、軽くウォッシング程度の汚しをかけて使ってる感を出してみました。各センサーと目は付属のシールとその余白をカットして貼り付けています。
フレーム、下地=メカサフ スーパーヘヴィ
白=FM-04ミクホワイト
紺=HJ06CHJVダークブルー
薄灰=NC-007ジョイントグレー+CB06ライトブルーグレー
黄=025橙黄色+GX4キアライエロー
金=ゴールド
ブレード=LP-63チタンシルバー
銃器=GX218グラファイトブラック
グッドスマイルカンパニー 1/48スケール プラスチックキット“MODEROID”
SIDE:GR エーデルシュタインII
製作・文/まつおーじ(firstAge)
MODEROID SIDE:GR エーデルシュタインII(ツヴァイ)
●発売元/グッドスマイルカンパニー●7700円、9月予定●1/48、約17.5cm●プラキット
10月26日(土)、27日(日)にに東京・秋葉原の「アキバCOギャラリー」にてMODEROID SIDE:R/GR発売記念展示会 「ティタノマニア×メカスマPOP UP STORE」が開催中!
ⒸNAOKI
まつおーじ(マツオージ)
フラットな塗装仕上げからウェザリング塗装までこなす、firstAge所属の関西在住モデラー。