HOME記事特撮熱演・怪演・アクション満載! 原作者・桂正和も太鼓判を押すドラマ『ウイングマン』記者会見レポート

熱演・怪演・アクション満載! 原作者・桂正和も太鼓判を押すドラマ『ウイングマン』記者会見レポート

2024.10.21

質疑応答:皆さんにとってのヒーローとは?

質疑応答の時間では、「皆さんにとってのヒーロー」についての質問が投げかけられた。

藤岡氏は「これはもう一択で、僕はやっぱり父の存在が確固たるものとしてあって、ヒーローと言えば父の姿がくっきり浮かび上がります」と誰もが納得する回答。

加藤氏はずっとダンスをしていたこともあって、安室奈美恵さんがすごく好きです。髪型を真似したり、衣装を真似したり、今でも元気がないときは安室さんの曲を聴いたり映像を観たりしています」

宮野氏は「なんとなく濁していましたが、僕、ウルトラマン(ゼロ)なんですよ(笑)。日本に大きな危機があった時に、エンタメ活動がしづらくなって…何をすれば良いか分からなくなってしまって、無力だなと感じることが多かったんです。そんな時に、ウルトラマンゼロとして子供たちにメッセージを届けることができたんですよね。ウルトラマンゼロとして声を送ってくださいって言われて、ヒーローってこういうことなんだな、みんなが辛いときに声を掛けてあげられる、象徴になれるんだなっていうのをウルトラマンゼロに教えてもらいました」

桂氏は「お医者さんですかね(笑)。そういうことじゃなくて…ひとつ思い出したことがあって。『ウイングマン』連載中に、ウイングマンのコスチュームを作ってもらったんですよね。で、ある時、母校のみんなで仮装をして街を練り歩くっていうイベントがあったので、せっかくなんでウイングマンの恰好をして参加したんです。その当時の僕はヒーローものを描いてはいるけど、あんまり少年からの反応は無くて。本当にヒーローものを描いていて間違っていないのかな…と思っていたんですが、その仮装行列で通りすがった小さい男の子が僕を見て「あ、ウイングマンだ!」と言ってくれたんです。そのとき、僕は子供たちにヒーローを与えているのかもしれない…と感動したんです。その少年にある意味救われたというか…いい話でしょう(笑)」

坂本氏は「僕の中のヒーローはジャッキー・チェンなんですよ。僕が9歳のころにジャッキー・チェンの映画が初めて日本で公開されて、僕はこの人になりたい! と思って、そこからずっと格闘技・体操をやってスタントマンになって監督になって…ジャッキー・チェンがやることは全部やろうと思ってきたんです。だから、ジャッキーがいなかったら今の僕は無かったといっていいくらい。そのおかげで今いろんな特撮ヒーローに参加できて、『ウイングマン』の監督もさせていただいて。ホントに、僕の中のヒーローはジャッキー・チェンですね」とそれぞれ答えた。

放送を楽しみにしているファンへのメッセージ

最後に、各々が実写ドラマ『ウイングマン』を楽しみにしている方へのメッセージを送り会見は締めくくられた。

藤岡氏「満を持しての実写化ということで、僕の俳優人生の中での代表作になったらいいな、と思う位本気で突っ走ってきた作品です。原作を読んだことがない方にも、原作ファンにも絶対に届くものがあると信じているので、ぜひ楽しみに待っていてください」

加藤氏「桂先生の作品は常に人生の大事なポイントで出させていただいて。『I”s』も、本当にこの仕事を続けるか迷ったタイミングでお話をいただいて、実はこの『ウイングマン』の時も…芸能活動を続けるか悩んでいたタイミングでまた桂先生の作品が巡って来たので、女優人生でいつも大切な時に桂先生の作品があると思っています。さっきの質問、私にとってのヒーローは桂先生でしたね!(笑) この作品は、キャストの皆さん、スタッフの皆さんが一丸となって大変な撮影を乗り越えて、みんなの愛がものすごく詰まっている作品になっていますので、ぜひ最後まで見届けていただけたらと思います!」

宮野氏「この作品は声優界隈で話題騒然なんですよ。業界のお兄様方からの反響が凄くて。それぐらい、『ウイングマン』は当時の夢の象徴だったんですね。それが40年の時を経てまたこうしてたくさんの方に観ていただけるというのは僕自身非常にワクワクしますし、人間物語としてもすごく観応えある作品になっていますので、それぞれのキャラクター、ストーリーの深いところまで感じてもらえればと思います」

桂氏「このドラマは、他のヒーロードラマと違って、この現実にああいうヒーローが現れたらこんなに違和感があるなっていうところを見てもらいたいんです。世界観の中に、広野健太っていう変なヤツがいるっている感じで際立ってもらえたらすごく嬉しいな、と思います。その辺を見ていただければと」

坂本氏「先生をはじめ、キャスト・スタッフみんなの愛が詰まった作品になっていて、全話見どころばっかりです。そして、皆さんの「続きが見たい」という声を聞かせていただけると…先生をはじめ僕たちはやる気満々なので! ぜひウイングマンの世界観を、今後も広げられたらと思います!」


ウイングマンは10月22日深夜24:30放送スタート!

ドラマ『ウイングマン』はテレ東ほかにて毎週火曜日深夜24時30分~放送スタート。DMM TVにて独占見放題・同時配信中。また、DMM TVにて初回のみ先行配信が行われているので、気になった方は今すぐDMM TVをチェック!!

ドラマチューズ! ウイングマン

放送日時/毎週火曜日深夜24時30分~
放送局/テレビ東京、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
※テレビ大阪では毎週金曜日深夜2時10分~放送
原作/桂正和『ウイングマン』<集英社文庫(コミック版)>
キャスト/藤岡真威人、加藤小夏、宮野真守ほか
監督・アクション監督/坂本浩一
脚本/山田能龍、西垣匡基、中園勇也
エグゼクティブプロデューサー:伊藤和宏(DMM TV)
プロデューサー/倉地雄大(テレビ東京)、前田知樹(テレビ東京)、山田真行(東映ビデオ)
制作/テレビ東京、東映ビデオ

公式サイト

©桂正和/集英社・「ウイングマン」製作委員会

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