HOME記事イベント会場フォトレポート!2024年秋から来年冬にかけて注目の“工具・マテリアル”情報をピックアップ!【全日本模型ホビーショー2024】

会場フォトレポート!2024年秋から来年冬にかけて注目の“工具・マテリアル”情報をピックアップ!【全日本模型ホビーショー2024】

2024.10.18

「月刊工具」スタッフが行く「全日本模型ホビーショー2024」

 2024年10月11日(金・業者招待日)より12日(金)までの3日間で開催された「全日本模型ホビーショー」。本記事ではイベントの中の“工具・マテリアル”に関わるメーカー展示をピックアップしてご紹介!秋から冬にかけて注目の工具をぜひチェックしておきましょう

まとめ記事はこちら!


GSIクレオス

 GSIクレオスブースでは「水性ホビーカラー」の301~340番の追加が大きなニュースでしょう。これまでは基本色とガンダム等のキャラクターシリーズ系など鮮やかなラインナップの塗料が多かったが、今回40色に関してはMr.カラーにおける「飛行機模型用カラー」にあたります。ロービジなミリタリーカラーが多数追加となり、塗装にかなりの幅が出せるようになるでしょう。また近日発売のMr.カラーGGXシリーズやラスキウスカラー新色の展示であったり、今回は塗料関連が多数発表されていました。
 さらにホビージャパンコラボの「水性ホビーカラーHJ」も初展示、こちらも続報にご期待ください


ガイアノーツ

 今回の新発表アイテムは塗料より工具・マテリアル関係のアイテムの発表が多く目立っていました。ペーパーパレットの黒色仕様や筆付きの角ビンスペアボトルなどありそうでなかったアイテムが発表されており、実際に使用するとどう便利になるのかに期待できそうです。もちろん塗料の方もエナメルカラーの新色追加やスプレーアイテムの新ラインナップなど、塗装の幅が広がっていくのはうれしいですね

 また一部「エアテックス」で取り扱い予定のUSTAR製の工作補助アイテムも展示


アルゴファイルジャパン

 アルゴファイルジャパンでは以前より人気の「マジスク」が会場でも販売。いまだに需要が高く、10月、11月にかけて、さらに入荷していくとのこと。また、新商品では円錐状のダイヤモンドヤスリビットも展示。そのままピンバイスにセッティングし細部加工用のヤスリとして、または「アルティマ」シリーズに装着しての使用もできたりと幅広く対応した工具になっています。


セメダイン

 耐水性かつ超強力な「セメダイン CA-110 3000耐水・耐衝撃」を展示。その名の通り水に対して強く、接着も強力。金属やゴム素材にも対応している隙のない高性能接着剤となっています。模型完成時のジョイントや可動部周りに固定、さらにはリペア作業にも活躍するのでは? と思うくらいには協力な接着力を持っていました。

 さらにもう1つの新商品は模型向きではないですが、 貼って剥がせる充てん材が展示。こちらは塗布後に柔らかいパテのように固まって水回りの汚れを防ぐことのできるアイテム。この特性はマスキング用途に使用できるのではないでしょうか。活用方法を考えても面白そうです


シモムラアレック

 シモムラアレックでは今回2種の新商品を展示。1つは「シャインブレード」シリーズの新作で#240相当の超荒目を200㎜サイズの柄に装着した新タイプ。サイズが大きくなったことで長いストロークで使用でき、削りやすくなっている。同シリーズの刃の精度や目詰まりしにくい構造もあり、かなりの高い性能を持っています。もう1つの「デルタベース」は溝のある三角形のポリエチレンマテリアルで、工具のスタンドやヤスリの当て木、作業台などマルチに活躍する作業補助アイテムになっています。

 


HOBBY BASE イエローサブマリン

 イエローサブマリンで注目したいのはパネル展示されていた新作アイテム「関節技EX 握り拳 丸・太指」。可動を追求した「極め手」シリーズとは対をなす固定のハンドパーツが登場します。パーツ数も度外視、とにかく造形の良いハンドパーツを求めて開発進行中とのことで、そのクオリティに期待できそうです。


プラモ向上委員会

 「プラモ向上委員会」では多くの新製品が展示、まず目につくのが「プラモドライオーブン」。その名の通り形がオーブンのようで、前面が開くパーツ乾燥ブースとなっています。出し入れがスライド式であったり、下部に収納スペースがあるといった模型製作時に便利な機能ばかり。ほかにもサイクロン方式の強力なクリーナー「ハンディクリーナーCYCLONE」や軸とクリップの2役でパーツを固定できるステンレス製クリップ「塗装クリップMaster」なども展示。刃交換式のサステナニッパーもバージョンアップして登場するなど、今後注目のアイテムが目白押しです


ゴッドハンド

 「アルティメットニッパー」の切れ味グレード5.0を上回る5.5の“超”超極薄片刃ニッパー「ライトニングニッパー」が登場!アルティメットニッパー以上に薄く、切れ味が高くなっているため、従来より破損しやすい経験者向けモデルとなっています。さらなる切れ味を求めるモデラーは続報をチェックしておきましょう。「パーツニッパーミドル」や「ソフトメタルニッパー」など既存モデルの調整版も登場します。買い替え時の新たな選択肢になるのでそちらも要チェックです。


トアミル

 ボーンペイントの新色をカーモデルの塗装見本と共に展示。「DeepBlue」、「DeepRed」の深いメタリック色のほかに、絶秒な色合いを持ったメタリックグリーン「ジェイドグリーン」にも注目。調色でのコントロールが難しいメタリック色で淡い緑の風合いを持った上品なメタリック色となっていて、特にスカイラインにピッタリとのこと。メタリック色を選ぶ際はぜひ「ボーンペイント」シリーズをのぞいてみましょう。


スジボリ堂

 「月刊ホビージャパン」のスジ彫りHowtoなどでもおなじみBMCタガネを展開するメーカー「スジボリ堂」は今回初出展、各アイテムを実際に触ることができました。プラ板を細かく精密にカットできる最新アイテムの「RPカッター Type SS(SUJIBORIDO Special) 」も展示。


アイガーツール

 話題の「超うす研磨マルチディスク」が展示、実際に触ることが出来ました。フィルム状で薄く、柔軟性があるので使用時もしなる程ですが、よく切れる、よく削れるという一見不思議なツール。実際に触ってみるとフィルム面が当たった個所がキレイに削れて整っていきます。10月末より販売開始とのことぜひ試してみてほしいアイテムです。


「全日本模型ホビーショー2024」まとめ記事随時更新中!

 企業ブースの速報フォトレポートをまとめた記事を随時更新中。こちらも合わせてご覧くださいね。

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