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「スズキ歴史館」でスズキの名車を見に行こう!!

2024.10.18

 月刊ホビージャパン11月号に掲載中のSUZUKIチャンピオンマシン特集。
 プラッツ/BEEMAXから発売予定の「RGV-Γ (XR79) 1993 WGP500 チャンピオン」を中心に3台のタイトルマシン作例を特集しましたが、これらの実車は現在浜松市の「スズキ歴史館」に展示されていました。
 本特集にあたりホビージャパン編集部はスズキ歴史館にて実車取材を実施。名だたる名車を間近で見られる迫力もさながら、歴史館そのものもスズキの歴史を巡りつつ体験形式でモノづくりの流れも学べるとても魅力的な施設でした。
 ここではその施設の概要を写真付きで紹介。気になった方は事前予約さえ行えば無料で入館可能なので、ぜひ行ってみてください!

▲ スズキ本社の眼前に位置するスズキ歴史館。海が近くていい場所です

1F/インフォメーションカウンター

 入口のインフォメーションカウンターには現在販売されている車両やレースシーンで活躍した名車が勢ぞろい。特集でピックアップしたマシンはこちらに展示されていました。

▲ 取材時は鈴鹿8耐で決勝8位という好成績を収めたチームスズキ CNチャレンジが展示されていました

▲ 物販コーナーではさまざまなスズキグッズを販売中。海外からのお客さんがよく購入されるそうです。今回の特集で使用したGSX-RRのキットも販売していました


2F/現在のクルマづくり

 施設2階はスズキの製品開発~生産までの流れをあらゆる工夫とともに学べるフロア。動画や音声案内を交えて、企画や設計の現場を知ることができます。

▲ 開発会議の様子をイメージしたコーナー。机上のスイッチを押すと音声が流れます
▲ タブレットやパソコンを用い車のデザインを行う。こちらも動画・音声でデザインの流れを説明してくれます
▲ デザイン検討用の1/1クレイモデル。ここまで巨大かつ精巧なモデルが粘土でできているとは驚き。ぜひ実物を見ていただきたいです
▲ このようなカットモデルもたくさん展示されています。こんな風に内部が見られるのは歴史館ならでは
▲ 船外機の製造もスズキの重要な事業のひとつ
▲ さまざまな路面状況を想定したテストが行われているのです
▲ 企画・開発を経て、ここからは工場で車が製造・量産されるまでの様子が紹介されるゾーンに入ります
▲ 定期的に3D映像が上映されているシアターコーナー
▲ 複雑かつ精巧なロボットアームの動きを見ることができます
▲ 生産ラインでの作業の様子は、実際にメカが動くギミックが作動。見ていて楽しいです

3F/ものづくりの歴史

 3階では1909年の鈴木式織機製作所から始まるスズキの沿革と、象徴的な車両を時系列順に追っていく展示が展開。スズキのクルマの歴史とともに、クルマとともにあった人々の生活の変遷も感じることができます。

▲ 創業者・鈴木道雄が立ち上げた鈴木式織機製作所。ここからスズキの歴史が始まりました

 さまざまなギミックと貴重な展示でスズキの歴史とものづくりの楽しさを学べるスズキ歴史館は、クルマ好きにもそうでない方にもオススメのスポットです! 休日はぜひ浜松まで足を運んでみてはいかがでしょうか?

スズキ歴史館

●場所:静岡県浜松市中央区増楽町1301
開館時間:9:00~16:30
●休館日:月曜日、年末年始、夏季休暇等
●入館料:無料
●入館方法:完全予約制
●お問い合わせ:053-440-2020(電話)

公式サイト

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