HOME記事ガンダム【鉄血のオルフェンズG】ガンダム・ヴィダールの前身機体「エックスケー」をキットベースにスクラッチで再現!

【鉄血のオルフェンズG】ガンダム・ヴィダールの前身機体「エックスケー」をキットベースにスクラッチで再現!

2024.10.14

ASW-G-XK エックスケー【BANDAI SPIRITS 1/144】 ●仲井望 月刊ホビージャパン2024年11月号(9月25日発売)

俺はヴィダール–––
……魔狼を狩る者だ

エックスケーのプラモデルのメイン画像

ヴィダールの前身機体をキットベースで再現

 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』TVシリーズ第2期に登場した「ガンダム・ヴィダール」。これの前身にあたる機体「ASW-G-XK エックスケー」を仲井望がHG ガンダムヴィダールをベースに製作。スマートフォンアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ G」で語られた、ガエリオ・ボードウィンが本機とともに“ヴィダール”と名乗る由縁や、プロトタイプというベーシックで「MSV」らしい設定も含めて魅力的な要素が散りばめられた機体になっている。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット
“ハイグレード” ガンダムヴィダール改造
ASW-G-XK エックスケー

製作・文/仲井望


エックスケーのプラモデルの全体画像1
▲ ブレードアンテナがほぼツインアイを覆い隠しているような頭部が印象深い。胸部、肩部、腕部、ヒザなど各部装甲形状がガンダム・ヴィダールとは異なっており、共通部分のほうが少ないのが見て取れる。また、この段階では足部ハンターエッジが装備されておらず、独特な形状になっているのも特徴だ
エックスケーのプラモデルのパーツの画像1
▲ 頭部はキットをベースにプラ板でヘルメットを幅増し。マスクは後ハメ加工後にエポパテで形状再現。トサカとアンテナはエポパテから製作し、アンテナは裏面をプラ板で補強。上部のケーブルはエバーグリーンのプラ棒を熱で曲げて製作した
エックスケーのプラモデルのパーツの画像2
▲ フレームの首周りは真鍮線でディテールアップ。首パーツはエポパテで囲ってモールドを追加。腹部はシリンダー補強リブを切除し、渋みを調整。下部はプラ板で0.5mm延長した。襟はキットをベースにエポパテを盛って整形している
エックスケーのプラモデルのパーツの画像3
▲ 胸部外装上部はエポパテから自作。下部はキットパーツを使用し、前面にエポパテを盛って設定画の形状に近付けた
エックスケーのプラモデルのパーツの画像4
▲ バックパック基部はキットを芯にエポパテで形状変更。スラスターは合わせ目処理のためにいったん切り取って別パーツ化した。エイハブ・リアクターのカバーはエポパテから自作したものを取り付け、サーベルラックの接続アームはプラ板の積層と市販パーツで製作
エックスケーのプラモデルの全体画像2
▲ ヴィダールでは両腰に装備されているバーストサーベルのサーベルラックはバックパック左右にマウントされており、バックパックに搭載された3基目のエイハブ・リアクターにはカバーが設けられている
エックスケーのプラモデルのパーツの画像5
▲ 肩接続部をエポパテで延長し、ボールジョイントは真鍮線で補強。肩アーマーはエポパテから自作。接続部はキットのディテールを削り、プラ板を貼ってKPSランナーによる軸接続に変更した
エックスケーのプラモデルのパーツの画像6
▲ 上腕~前腕のフレームはキットを使用。上腕外装と前腕後部はキットパーツを加工し、残りはエポパテから自作した
エックスケーのプラモデルのパーツの画像8
▲ 靴部は、かかとはキットを芯にエポパテと真鍮線+真鍮パイプで製作。つま先はエポパテから自作。フレームは目立つ肉抜きをエポパテなどで埋めている
エックスケーのプラモデルのパーツの画像7
▲ スネは分割位置を変更して後ハメ化。前後のバーニアは縁が薄くなるように削り込んだ。ヒザアーマーはエポパテから自作

ⓒ創通・サンライズ

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