HOME記事キャラクターモデル【ナイツ＆マジック】MODEROID「ツェンドリンブル」キッド機＆アディ機を製作！　MODEROIDシリーズの中でも最大クラスのキット「三式装備」との連結状態を再現！

【ナイツ＆マジック】MODEROID「ツェンドリンブル」キッド機＆アディ機を製作！　MODEROIDシリーズの中でも最大クラスのキット「三式装備」との連結状態を再現！

2024.10.18

ツェンドリンブルキッド機＆アディ機【グッドスマイルカンパニー】、三式装備【グッドスマイルカンパニー】　月刊ホビージャパン2024年11月号（9月25日発売）

三式装備

Option Works Configuration Type 3 “THE CHARIOT”

TOYBOX

▲豪炎の槍は取り外してトイボックスに装備可能。手持ち用の槍後部とトイボックスのハンドパーツが三式装備に付属する。豪炎の槍は砲撃後の排熱状態を再現したものも付属する

▲トイボックスの着座の背もたれは可動式だが、動かすと地面が見えるため、可動を妨げない範囲でフタをした

▲フラッグは単色だったため、マスキングと筆塗りで塗り分け。紋章は資料が見つからなかったため、銀凰騎士団の紋章をデカールを参考に手書きした

▲ブルーのストライプ部分はくっきり見せるためデカールは使用せず、マスキング塗装後に外周にスミ入れ。また、フェンダーのダクトの様な部分はスリット入りのプラ板でディテールを追加した

▲仕上げとして、全体に軽くチッピングを追加。車輪周辺や下周りは泥、砂汚れを入れた

　多様すぎるラインナップのMODEROIDですが、その中でもまさかのキット化！　の『ナイツ＆マジック』から三式装備です。同シリーズのトイボックス、ツェンドルグと合わせた大きさとなっているため、とにかく大きくギミックも多数あり、作り甲斐のあるキットになっています。今回は塗膜を気にせず各種ギミックで遊べるよう、成型色を活かして製作しています。

■製作
　大型キットで面が広いパーツが多く、目立つヒケを処理しています。成型色仕上げなので、ヤスリがけで丁寧に整面しました。合わせ目は車輪カバーのみ処理し、各部の肉抜きは気になった部分のみプラ板でディテール風に塞ぎました。

■塗装
　基本は成型色仕上げなので、ヒケ修正のためのヤスリがけの処理とデカールの下地も兼ねて、クリアーコート後にデカール貼りとスミ入れを行います。その後ツヤ消しコートを行い、ウェザリングで仕上げました。青いラインはデカールも用意されていますが、スミ入れで輪郭を強調したかったのでマスキングして塗り分けました。成型色仕上げだと塗料がはみ出してもナイフ等で削ることができるので、全塗装よりもかなり作業量を軽減することができます。
　ウェザリングはファレホでチッピング書き込みを行い、車輪など下周りにドライブラシで土埃汚れを施してました。特に車輪はシルバーの成型色にはありがちですが、樹脂流れの跡が目立つので強めにウェザリングを行うことで目立たないようにしています。
　豪炎の槍は放熱フィンパーツのフィン以外の部分を黒で塗り分けるとかなり見映えがよくなります。旗は基本マスキング塗装で、白い縁やメタリック部分を筆で塗り分けました。紋章部分のデカールは付属しないので、手描きでそれらしく再現しています。