【ナイツ&マジック】MODEROID「ツェンドリンブル」キッド機&アディ機を製作! MODEROIDシリーズの中でも最大クラスのキット「三式装備」との連結状態を再現!
2024.10.18ツェンドリンブル キッド機&アディ機【グッドスマイルカンパニー】、三式装備【グッドスマイルカンパニー】 月刊ホビージャパン2024年11月号(9月25日発売)
戦場を駆ける弩級馬車
アニメ『ナイツ&マジック』より、幻晶騎士(シルエットナイト)用オプション装備「三式装備」がMODEROIDシリーズに登場。キットはMODEROIDシリーズの中でも最大クラスを誇る大きさで、同時発売のトイボックスの騎乗やツェンドルグ/ツェンドリンブルとの連結を可能としている。この連結状態を再現すべく、ARUEがツェンドリンブルのキッド機&アディ機を、豆タンクが三式装備をそれぞれ製作し、共作として完成させた。雰囲気を合わせるためにどちらも成型色を活かした製作で、若干のウェザリング塗装を施している。
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ツェンドリンブル キッド機&アディ機
ZENDORIMBRE ARCHID USE
ZENDORIMBRE ADELTRUD USE
ツェンドルグとツェンドリンブルの違い
銀鳳騎士団が開発した人馬型幻晶騎士「ツェンドルグ」。大柄な体躯で魔力容量と出力が高く、その出力や構造維持のために魔力転換炉が2基搭載されている。当初は操縦に要する術式が未完成であったため、上半身と下半身をそれぞれ2名の騎操士が操る方式を取り、初お披露目となったラボとの模擬戦ではアーキッド・オルター(キッド)とアデルトルート・オルター(アディ)が操縦を担当した。その後、ツェンドルグの機構の見直しと最適化を図り、量産ベースの乗ったものが「ツェンドリンブル」である。本機では機体操縦のための術式が完成したため、ひとりで操縦することが可能になった。これにより、キッドとアディはそれぞれパーソナルカラーが施されたツェンドリンブルに搭乗することになり、さらに量産機カラーのツェンドリンブルが騎士団でヘルヴィ・オーバーリを隊長とする第三中隊で運用されている。
■ツェンドリンブル
キッド機、アディ機を製作しました。一部キットの成型色を活かしつつ、塗り分けとデカール処理、汚しを入れています。一部接着処理を行いましたが、組み立てはほぼストレートです。その代わり、膨大なデカール貼りと塗り分けを根気よく行い、成型色と塗装箇所の違和感をなくすことに注力しています。
■塗装
パッケージイラストを参考に汚し処理をしています。タミヤアクリルカラーのクロームシルバーをエッジからチッピング気味に塗ります。その上からガンダムマーカー リアルタッチグレー2を塗ります。Mr.ウェザリングカラー グランドブラウンを専用うすめ液で薄めたものを全体に塗布していき、乾燥後にうすめ液をキッチンペーパーや綿棒に付けて拭き取ります(溶剤や原液を多めに使うとプラが割れる場合があるので注意しながら行います)。最後に様子を見ながらチッピング箇所の汚しを調整しています。住宅用合成洗剤(アルカリ性)を綿棒やネイル用先細筆に付け、塗布しすぎた箇所を落としたり、逆に広げたりしています。アルカリ性洗剤やアルカリ電解水等で、アクリル塗料やガンダムマーカーを落とすことができます。足下のみMr.ウェザリングカラーのサンディウォッシュを使用しました。
かなり大型で迫力もあるツェンドリンブル。さらに三式装備、トイボックスと合体した姿は迫力、重量感ともに凄まじいものに! 展示場所が確保できる方にはぜひぜひお手に取ってほしく思います。そうでない方には今回の記事でその雰囲気を楽しんでいただけれれば幸いです。
グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット “MODEROID” ツェンドルグ/ツェンドリンブル使用
ツェンドリンブル キッド機&アディ機
製作・文/ARUE
MODEROID ツェンドルグ/ツェンドリンブル
●発売元/グッドスマイルカンパニー●7500円、発売中●約17.5cm●プラキット
ⓒ天酒之瓢・主婦の友社/ナイツ&マジック製作委員会
ARUE(アルー)/豆タンク(マメタンク)
ARUE(アルー)
スジ彫りや面出しなど、丁寧できっちりした工作が際立ち、清潔感のある塗装で仕上げる。
豆タンク(マメタンク)
ミリタリー的な表現を得意としており、特に金属などの質感表現や退色・ダメージ加工に優れている。