HOME記事完成品TOYケースワベ氏デザイン「機動物」のカプセルトイを簡単塗装で味付け!ガトリングなどの銃器を汚して重量感をアップ【Mini TOY EnJOY】

ケースワベ氏デザイン「機動物」のカプセルトイを簡単塗装で味付け!ガトリングなどの銃器を汚して重量感をアップ【Mini TOY EnJOY】

2024.10.18

MiniTOY★EnJOY ミニトイがもっと好きになるちょい足しレシピ。

“銃器×動物”カプセルトイ「機動物」の世界観を引き立てる

 人気イラストレーター・ケースワベ 氏が描いたオリジナルキャラクターの「機動物」がカプセルトイで登場! 汚染破壊を食い止めるために様々な動物が武装し、廃棄物(ガラクタラ)に立ち向かうという世界観。この可愛らしい動物達が銃器を装備しているというギャップのある組み合わせに心惹かれているユーザーが多く、第2弾も今年10月にリリースされる予定だ。

 そんな機動物の世界観をより引き立たせるために、今まで塗装をしたことがない人にでもできる方法で「銃器の汚し塗装」を施していこう。

ロゴ

「Mini TOY EnJOY(ミニトイ・エンジョイ)」って?

 「カプセルトイ」や「ブラインドボックス(ボックストイ)」などのコレクションアイテムをまとめて「ミニトイ」と総称し、ちょい足し塗装やそのアイテムならではの遊び方を楽しんで、もっとミニトイを好きになろうというコーナーです。


「機動物 第1弾」のラインナップはこちら

▲ 左から「バイルバンカーキャット(グレー、ブラック)」、「ガトリングベア(ブラウン、パンダ)」、「チェーンソーマウス(グレー、ホワイト)」の全6種。高さは約5.5cmとなっており、そのサイズ感がより可愛さを引き立てる

機動物 第1弾

●発売元/株式会社エイチエムエー●400円


カプセルトイ(PVC素材)の下地作り

▲ 各動物から1匹ずつピックアップ。この動物たちの銃器を早速汚し塗装していきましょう

▲ まずは筆、塗料、塗料皿、水を用意
▲ PVC素材の塗装ができる水性アクリジョン「つや消しクリアー」で下地を塗っていきます
▲ 塗料の性質上、分離していることがあるため、よくかき混ぜてから塗料皿に塗料を取り出してくださいね
▲ 取り出した塗料を水を含ませた筆で溶き、濃度を調整します
▲ 汚し塗装をする銃器部分にのみ塗布していきます
▲ 塗料を厚く乗せすぎてしまった部分は、水分を取った筆で薄く伸ばします
▲ 下地を銃器全体に塗布することができました。つや消しなので乾燥するとこのようにマットな質感になります

汚し塗装で重量感アップ!

▲ 「Mr.ウェザリングカラー」ステインブラウンで汚し塗装をしていきます。専用のうすめ液をスポイトに取り、1~2適塗料皿に入れて塗料を希釈
▲ 汚れがつきそうな部分を狙って塗装
▲ 合わせ目部分にも汚れをつけていきます
▲ ウェザリングカラーをつけた部分を綿棒で軽く擦り、筆目を馴染ませましょう
▲ 1色塗っただけでも銃器に重量感が出ました

塗膜剥がれをスポンジを使って表現

▲ 「ジャーマングレー(フィールドグレー)ドイツ陸軍戦車色」、「シルバー(銀)」で、金属部分の塗膜剥がれを表現します
▲ 小さくカットしたスポンジに「ジャーマングレー(フィールドグレー)ドイツ陸軍戦車色」をつけます
▲ このままだとベッタリと塗料がつきすぎてしまうので、キッチンペーパーで余分な塗料をオフします
▲ スポンジでポンポンと軽く叩くようにして塗布
▲ スポンジから筆に持ち替えて、穴部分を塗布します
▲ 塗料がはみ出さないように気をつけながら塗っていきます
▲ 今度は「シルバー(銀)」をカットしたスポンジにつけ、先程黒く塗装した部分に軽く色を乗せていきます
▲ こうすることで金属の塗膜剥がれを表現することができます

完成!

 銃器の塗装で重量感を表現することができ、「機動物」の世界観を引き立たせることができました。

ガトリングベア(ブラウン)

▲ 塗装前後の比較

チェーンソーマウス(グレー)

▲ 塗装前後の比較

バイルバンカーキャット(グレー)

▲ 塗装前後の比較
▲ ホビージャパンの社内駐車場で撮影してみました。雰囲気がでていてカッコイイ!

 皆さんもお気に入りの「機動物」でぜひチャレンジしてみてくださいね!

機動物 第1弾

製作・文/ぴよ乃

機動物 第1弾

●発売元/株式会社エイチエムエー●400円


「機動物 第2弾」は10月発売予定!

機動物第2弾の画像

機動物 第2弾

●発売元/株式会社エイチエムエー●2024年10月発売予定

ⒸKSUWABE

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ぴよ乃

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