HOME記事完成品TOY殴りあって相手のフィギュアを倒す『AKEDO』が海外から上陸！集めても楽しいナイスなシリーズをご紹介！【DANGAN EXPRESS】

殴りあって相手のフィギュアを倒す『AKEDO』が海外から上陸！集めても楽しいナイスなシリーズをご紹介！【DANGAN EXPRESS】

2024.09.16

完成品TOY
高井近志
完成品

DANGAN EXPRESS　月刊ホビージャパン2024年10月号（8月23日発売）

こんなオモチャを待っていた!アケドの楽しさに首ったけ!!

　今、ひそかに話題を呼んでるのがハシートップインから発売されている「 AKEDO(アケド)」だ。ジョイスティックのついたスタンドにフィギュアをセットして戦わせるというアクションゲームだ。オールドタイマーには80年代にエポック社から発売され、今なお現役のロングセラーアイテム「ポカポンゲーム」を思わせるが、このAKEDOは、21世紀のオモチャだけあって一筋縄ではいかない内容となっている。その最大のポイントはフィギュアがアクションフィギュアになっている点だ。カワイくもアクの強い個性豊かなデザインもさることながら、どのキャラクターもひねりのきいた武器やアクションを有しており、ついつい揃えたくなってしまう。しかも「バトルジャイアンツ＆ウルトラビースト(全６種各1980円)」といった大きなフィギュアシリーズも存在するので、集めていて飽きることはない。「殴りあって相手のフィギュアを倒す」というシンプルなアクションに対して、かなり奥の深いルールが設定されており、公式ルールはコストに応じたフィギュアのチーム編成が勝敗のカギを握っている。このあたりはＭＴＧ（マジック：ザ・ギャザリング）でいうところのデッキを組むイメージに近い。前述の大型アイテムは防御性能、攻撃性能は高いが当然コストが高いのでチームに組み込むのには一工夫が必要だったりする。このあたりのバランスのとり方はトレーディングカードゲームブームを経た商品ならではのものといえよう。
　そして何よりも素晴らしいのがプレイセットともいうべき「バトルアリーナ」だ。もともとアーケードの格闘ゲームにインスパイアされた商品だけに、ゲーム筐体を意識したデザインは臨場感抜群。単純にフィギュアとして集めてみても充分に楽しいシリーズなので、オモチャ好きならば、一度は摘まんでおきたいシリーズだ。まだ日本では導入されたばかりだが、海の向こうではナイスなアイテムが続々登場しているので、これからが楽しみであったりする。