HOME記事イベント【東宝特撮ワンフェス】ゴジラ・超星神・サイバーコップ!スペシャルステージの様子をお届け!

【東宝特撮ワンフェス】ゴジラ・超星神・サイバーコップ!スペシャルステージの様子をお届け!

2024.08.11

『ゴジラ-1.0』ゴジラデザインと造形

▲ 左から、山崎貴氏、上西琢也氏


出演:山崎貴(監督・脚本)、上西琢也(VFX・『ゴジラVSガイガンレクス』監督)

 こちらのトークショーには『ゴジラ-1.0』監督・脚本の山崎貴氏、『シン・ゴジラ』『ゴジラ-1.0』にてVFXを担当したほか、『ゴジラVSガイガンレクス』『ゴジラVSメガロ』の監督も務めた上西琢也氏が登壇。最新作かつアカデミー視覚効果賞を受賞した大ヒット作を主題としたトークショーだけあり、会場には溢れんばかりのファンが押し寄せた。
 トークはまずふたりの「ゴジラ」原体験から始まり、いわゆる「雨傘番組」として観た初代『ゴジラ』を「怖かった」と懐古した山崎氏。上西氏は幼少期に親から与えられた『モスラ対ゴジラ』のゴジラのソフビが入口で、映像としては正月の「VSシリーズ」が毎年の楽しみだったという。
 話題が山崎氏がゴジラに関わる最初の作品となった『ALWAYS 三丁目の夕日』に移ると、上西氏は『三丁目の夕日』を観てゴジラの仕事に関わるために白組に入社したと述懐。山崎氏は「大間違いだったね」とジョークを飛ばすが、上西氏のゴジラに懸ける情熱は入社当時から山崎氏に伝わっていたようで『シン・ゴジラ』での上西氏の参加を喜ばしく思っていたそう。『シン・ゴジラ』にてゴジラのモデリングを担当していた上西氏は、念願のゴジラ仕事を喜びつつも相当な苦労があった様子をにじませた。
 歴代ゴジラの中でお気に入りを聞かれると、上西氏は「選択肢に入れていいのか分からないですけど…」と前置きしつつ、自らデザインした『ゴジラVSメガロ』のゴジラを、山崎氏は初代ゴジラを挙げ、それぞれのデザインや『ゴジラ-1.0』のゴジラのデザインの意図や魅力についてのトークが展開された。
 最後に、ゴジラの監督として必要な素質についての質問に対して上西氏が「ゴジラ愛」と解答。山崎氏はそれに加え「愛に溺れ過ぎない、バランス感覚も必要」と答え、トークショーの締めとした。

▲ 最後には監督のサイン入りポスターを巡るじゃんけん大会が開催された

TM & © TOHO CO., LTD.

1 2 3 4 5
この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

1954『ゴジラ』研究極本

ご購入はこちら

三大怪獣 地球最大の決戦 コンプリーション

ご購入はこちら

超星神シリーズ コンプリーション

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー