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テーマ「筆塗り」でHJスタッフが気ままに模型を製作!【第1回HJEX模型部】

2024.08.01

「ホビージャパンエクストラ模型部」Webに掲載スタート!第1回は特集合わせの“筆塗り”!

 ホビージャパンエクストラにて巻末連載していた、ホビージャパン編集部と関連スタッフが気ままに模型を作る「ホビージャパンエクストラ模型部」。
 今回、WEB版に移行した記念すべき第1回のテーマは“筆塗り”。月刊ホビージャパン2024年9月号の特集に合わせて「とにかく筆塗りで仕上げてみよう」という意気込みで筆塗り初心者からベテランまで集結! 今回はスケールモデルや特撮など勢揃い。HJスタッフの緩い模型部の集い、ゆるりとお楽しみください。


ヘキサギア レッドポーンA1

【使用キット】
ヘキサギア ガバナー アーマータイプ:ポーンA1 Ver.1.5
●発売元/コトブキヤ ●1/24 ●プラキット

“発光表現”にチャレンジ!

 筆塗りで発光表現の塗装がしてみたい! と思いヘキサギアを固定ポーズで製作。剣の部分を青く光らせ、ガバナーにもその光が反射しているような表現を目指して、勢いで塗りました。

製作/なりかね(月刊工具スタッフ)

■製作トピック

▲ガバナー本体は関節部分をパテでかためてポーズを固定。台座はプラ板でコルクボードで製作
▲塗装は水性ホビーカラー。黒下地の上からモンザレッドを使用して薄く→しっかり目に→ホワイトを足して明るめ、の色順で重ね塗り

モトコンポ

【使用キット】
ホンダ AB12 モトコンポ ’81
●発売元/青島文化教材社 ●1/12 ●プラキット

筆塗り初挑戦!

 筆塗りに初挑戦です。今回はバイクモデルの塗装にしましたが、そもそもバイク模型自体初めて組んだのでパーツの細かさにまず驚きました。小さなパーツにも筆で塗装をしていくのですが、ハンドル部分の黒と銀の塗り分けの作業が細かく大変でした…。その後のメインのボディは割ときれいに塗れたのではないかと思います! 色ムラやはみだしがちょっと気になりますが…。細かい箇所に荒い部分がありますが、初めてにしては上出来だと思っていただければ…! 個人的にはデカール貼るのが一番うまくいったと思います(笑)。

製作/新人スタッフC(編集部)


水性ホビーカラー「神風」
ラッカー塗料「紫電改」

【使用キット】
三菱 雁型 通信連絡機 神風
●発売元/LSモデル ●1/72 ●プラキット

川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改
●発売元/ハセガワ ●1/72 ●プラキット

水性塗料、ラッカー系塗料2種で製作!

 静岡ホビーショーのモデラーズフェスで手に入れた神風を水性ホビーカラーで筆塗り。本誌2024年9月号特集にも掲載されている清水圭さんの塗りを真似してみました。また、ハセガワの紫電改はラッカー系塗料でで筆塗り。同9月号本誌にてきの助さんが実践していた赤色の下地から緑を立ち上げました。デカールを紛失してしまい、そのまま塗っただけになってしまいました。少しあじけないですね…。デカールも貼って完成させたいです。

製作/オオマツ


エンジョイ! サマー! オモロイド!!

【使用キット】
オモロイド A.O-03 ブラック・ビートル
●発売元/LEAPRO ●ノンスケール ●プラキット

花火を描いて“夏の夜空”を表現!

 ドライブラシのように塗りたかったので、毛を半分ほど切った筆を使い全体をピンクで色付け。その上に花火を描き、夏の夜空を表現しました。あとはハイライトを思う存分散らして、“ぴよ乃節”をきかせています(笑) 。素組みのままでも十分にかっこ可愛く決まっているので塗装するのが恐れ多かったのですが、満足できる仕上がりになったのでよかったです◎

製作/ぴよ乃

■製作トピック

▲ 色ムラは気にせず、全体をピンクで塗装
▲ 使用した塗料はターナー色彩のアクリルガッシュ!

無限邂逅メガロマリア シーカー

【使用キット】
無限邂逅メガロマリア シーカー
●発売元/コトブキヤ ●ノンスケール ●プラキット

一部を筆塗りで仕上げる!

 「メガロマリア」の元々の雰囲気を変えないよう一部のみを筆塗りしました。「シーカー」は敵役なのでフード部分を暗めの赤色で怪しげな雰囲気を増しつつ、仮面や武器には血っぽい塗装を足してみました。血の表現をどうすべきか迷ったのですが、ファレホのスペシャルFXカラーを塗るとそれっぽくなった(?)のではないでしょうか。その他の部分もファレホで塗装。使いやすくて初心者にもありがたい塗料です。ストーリー性を出すために顔パーツを創彩少女庭園「小鳥遊 暦」のものに差し替えました。本当は眼鏡も掛けさせたかったのです……。

製作/営業部(日)


十兵衛【南蛮式】

【使用キット】
フレームアームズ 十兵衛
●発売元/コトブキヤ ●1/100 ●プラキット

約10年ぶりに筆塗り塗装

 約10年ぶりに筆塗り塗装で息を捲いて、「かっこいい」ものを作りたいと出会ったのが、『フレームアームズ』の「十兵衛」でした。キットは成型色も申し分なくサムライの良さが出ています。ここから自分流にこの造形を活かしてさらに華やかにできないかと思い、シタデルの赤2色と黒、そして水性ホビーカラーの金色で細部を塗装し、南蛮鎧のような見た目に仕上げてみました。刀身にはシルバーを何回か塗り重ねています。キットのプロポーションが良く、赤も際立ったので楽しんで塗れました!

製作/D4!M4


ガレオストライカー

【使用キット】
アニマギア ガレオストライカー
●発売元/バンダイキャンディ事業部 ●ノンスケール ●ABSキット

最新塗料「ソフビカラー」で筆塗り

 プラモ製作ド素人です。昨年完結した『アニマギア』シリーズから、第1弾の「ガレオストライカー」を使用し、筆塗りにほぼ初挑戦しました。気になった肉抜きをエポパテで埋め、塗装では調色に挑戦。見事に失敗しました。ギアブラスト時の赤みのあるゴールドカラーを目指したのに、いつの間にか鮮やかなオレンジゴールドに……。ボーンフレームは擦れるので成形色のままです。
 なんだかんだ可愛いらしくなった&楽しかったので良かったです!

製作/坂本月

■製作トピック

▲キットはABSなので、GSIクレオスの最新塗料「ソフビカラー」を使用

ブラザープロメトール

【使用キット】
ウォーハンマー40,000 スペースマリーンヒーローズ シリーズ1 ブラザープロメトール
●発売元/ゲームズワークショップ ●ノンスケール ●プラキット

「筆塗りトライブ」や「HJ Web」の記事を参考に製作

 ホビージャパンでの撮影をしていく内に筆塗りええやん! となりまして…という事でウォーハンマーを塗ってみました。筆塗りトライブやHobby JAPAN Webの記事を参考にドライブラシだったりウォッシングだったり覚えたての技を使いました! 塗料は水性ホビーカラーを使っています。ウォーハンマーはシタデルカラーのイメージがあったのですが水性ホビーカラーでも十分塗れて楽しめました!

製作/カメラマンK


ENTRY GRADE ウルトラマンゼロ

【使用キット】
ENTRY GRADE ウルトラマンゼロ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部 ●ノンスケール ●プラキット

かつて見たプロモデラーさん達の塗り方を思い出しながら

 今回お誘いを受けまして、いい機会だなと思い初めてプラモデルの塗装に挑戦してみました。使用キットは「EG ウルトラマンゼロ」です。息子がウルトラマンにハマっていて、欲しいなと思っていたのでちょうど良かったです。
 まずメラミンスポンジで全体を磨いて塗料を食い付きやすくさせてます。(10年ぐらい前の本誌の記事にあったような?)。胴体部分は水性ホビーカラーの青、赤で塗装し、銀の部分はスーパーファインシルバーを使用しました。スーツの折れ曲がった部分の下の部分に塗料が溜まって濃くなるよう塗って陰影をつけていく、というやり方をどこかのHOW TOで見た気がすると思い出しながら塗装しましたが、うまくできてるのかはわかりません(笑)。ビームランプはガンダムマーカーメタリックセットグリーン、目をガンダムマーカーEX MEPE ホロイエロー、カラータイマーをガンダムマーカーEX 光の翼 ホロブルーで塗装しました。
 初めての塗装だったので、HOW TO 撮影でかつて見たプロモデラーさん達の塗り方など思い出しながらなんとか塗っていきましたが、プロテクターの黄色の部分など細かいところがガタガタになったりと苦戦。やはりプロの技術はすごいと改めて思いました。

製作/カメラマンT


ウルトラ怪獣シリーズ 216 シャゴン

【使用キット】
ウルトラ怪獣シリーズ 216 シャゴン
●発売元/バンダイ ●ノンスケール ●ソフビ完成品

怪獣らしい荒々しさを目指して

 新番組『ウルトラマンアーク』より、第1話登場怪獣の「鎧甲殻獣シャゴン」。こちらのソフビの出来がめっちゃ良いので買って筆塗りしました。基本的な色は地肌の部分と甲羅の部分の2色のみなので、まずはその2色をざっと塗って(甲羅部分は筆で塗料を押し付けてちょっとざらつきを出しました)、黒のウェザリングカラーでウォッシング。白のドライブラシで全体を塗し、なんか白くしすぎたな…と思ったので、最後にもう一回全体をウォッシングしました。目のフチや爪、発光部分もちょんちょんと塗っています。改めてかなり造形の良いソフビですね…。そのままDXサイズに拡大しても成立しそうなディテールです。

製作/編集部(遠)

ウルトラマンアークにはバリヤーを持たせてあげました。

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